埼玉県の就労移行支援おすすめ14選！大手の一覧や比較のポイントも紹介

2024年7月30日2024年11月14日

一般企業で働きたいけれど、障害や病気があるためブランクの期間がある人の中には、「埼玉県にはたくさんの就労移行支援事業所があり、どこに通えばいいか分からない」と悩んでいる人もいるかもしれません。

そのような方に向けて、埼玉県でおすすめの就労移行支援事業所をエリア別でご紹介していきます。

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埼玉県のエリア別おすすめ就労移行支援事業所の一覧

ここからは、埼玉県でおすすめの就労移行支援事業所を以下のエリアごとにご紹介していきます。

大宮・浦和エリア
川口・春日部・越谷エリア
川越・所沢・熊谷エリア

大宮・浦和エリアでおすすめの就労移行支援事業所6選

アイトライさいたまセンター

アイトライさいたまセンターは、浦和駅より徒歩5分の事業所で、利用者の多くはうつ病、適応障害、統合失調症、双極性障害などの精神疾患や発達障害のある人です。

昼食・交通費	補助あり
昨年就職人数	6-9名(定員20名)
就職定着率	90%以上
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

manaby大宮事業所

manaby大宮事業所は、大宮駅より徒歩10分で、ITスキルを在宅でも学ぶことができる事業所です。

平均利用期間	6〜12ヶ月
昨年就職人数	10-14名(定員20名)
就職定着率	90%以上
対応障害	精神/発達/身体/難病

就労移行支援ノア-noix-

就労移行支援ノア-noix-は、大宮駅より東武バスに乗り本郷住宅バス停より徒歩5分で、通所だけでなくリモートでもサポートを受けることができる事業所です。

昨年就職人数	1-5名(定員20名)
就職定着率	60%未満
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

atGPジョブトレIT・Web大宮

atGPジョブトレIT・Web大宮は、大宮駅駅より徒歩5分で、初心者でも就職につながるIT・Webスキルが身につく事業所です。

プログラム内容	IT・Web、障害理解と対処方法、ビジネススキル等
対応障害	精神/知的/発達/身体

就労移行支援るりはり大宮

就労移行支援るりはり大宮は、鉄道博物館駅より徒歩7分、大宮駅より徒歩24分で、個別対応の職業訓練と生活スキル向上のためのプログラムが充実している事業所です。

平均利用期間	6〜12ヶ月
昨年就職人数	1-5名(定員20名)
就職定着率	60%以上
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

ブライトさいたま　

ブライトさいたまは、北与野駅より徒歩3分、さいたま新都心駅より徒歩7分で、交通費の支給制度やパソコンの貸し出しといった支援制度が充実している事業所です。

平均利用期間	12〜18ヶ月
昨年就職人数	1-5名(定員20名)
就職定着率	60%未満
対応障害	精神/知的/発達

川口・春日部・越谷エリアでおすすめの就労移行支援事業所4選

サンヴィレッジ川口センター

サンヴィレッジ川口センターは、川口駅より徒歩8分で、一人ひとりに合わせたキャリアカウンセリングで就職を目指すことができる事業所です。

昼食・交通費	補助あり
PC無料貸与	あり
就職後の定着支援	あり（最大3年間）
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

ディーキャリア春日部オフィス

ディーキャリア春日部オフィスは、川口駅駅より徒歩8分で、発達障害のある人の支援が充実している事業所です。

平均利用期間	6〜12ヶ月
昨年就職人数	6-9名(定員20名)
対応障害	精神/発達

キャリア・サポート・パートナーズ

キャリア・サポート・パートナーズは、春日部駅より徒歩3分で、職場定着率は97%以上（開設後5年の累計）の事業所です。

平均利用期間	3〜6ヶ月
昨年就職人数	10-14名(定員20名)
就職定着率	90%以上
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

ニューロリワーク　久喜センター

ニューロリワーク　久喜センターは、久喜駅より徒歩5分で、メンタル不調のある方に対して、就職や職場定着へ向けたサポートが充実した事業所です。

平均利用期間	6〜12ヶ月
昨年就職人数	10-14名(定員12名)
就職定着率	90%以上
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

川越・所沢・熊谷エリアでおすすめの就労移行支援事業所4選

Be happinessとおり町

Be happinessとおり町は、本川越駅より徒歩5分、川越駅駅より徒歩10分で、工賃を受けることができる事業所です。

平均利用期間	6〜12ヶ月
昨年就職人数	10-14名(定員20名)
就職定着率	90%以上
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

就労移行支援事業所COCOCARA 所沢オフィス

就労移行支援事業所COCOCARA 所沢オフィスは、所沢駅より徒歩2分で、IT・Webに特化した事業所です。

平均利用期間	~3ヶ月
昨年就職人数	0名(定員20名)
就職定着率	60%未満
対応障害	精神/知的/発達/難病

アクセスジョブ熊谷

アクセスジョブ熊谷は、熊谷駅より徒歩2分で、一人ひとりにオーダーメイドのカリキュラムを作成する個別支援が充実した事業所です。

平均利用期間	6〜12ヶ月
昨年就職人数	6-9名(定員20名)
就職定着率	90%以上
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

ディーキャリア所沢オフィス

ディーキャリア所沢オフィスは、所沢駅より徒歩5分で、障害の特性による働きづらさをフォローするプログラムと自分の価値観や適職を見極めるプログラムが充実した事業所です。

平均利用期間	6〜12ヶ月
昨年就職人数	10-14名(定員20名)
就職定着率	90%以上
対応障害	精神/知的/発達/身体/難病

埼玉県にある大手の就労移行支援事業所の一覧

ここからは、埼玉県にある大手の就労移行支援事業所を一覧でご紹介します。大手の事業所は、プログラムや就職支援のノウハウが蓄積されているため、就職実績が豊富な傾向があります。

サービス名	埼玉県にある事業所	ポイント
atGPジョブトレIT・Web	大宮	PCは1人1台完備、教材費用は無料 3人に1人が未経験からIT職へ就職（2022年）
就労移行支援manaby	大宮	就職後の職場定着率は89.4%（2023年）在宅就労率は30.5%（2023年） eラーニングでITスキルも学べる
ディーキャリア	所沢｜川越｜春日部｜浦和｜その他4事業所	発達障害の特性に応じたコンテンツ就職後の職場定着率は91.3%（2022年）全国に91事業所
アクセスジョブ（Access Job）	さいたま｜熊谷	就職人数は450名（2024年5月現在）就職後の職場定着率は83%（2024年5月現在）平均利用期間は半年～1年
就労移行ITスクール	3事業所	IT職種への就職率は41%（2021年）就職後の職場定着率は94% 約50種類の職種に就職
ニューロリワーク	久喜｜春日部｜その他4事業所	うつ病やメンタル不調のある方に復職・就職をサポート復職・就職後の定着率は90.2% 生活習慣を整える科学的根拠のあるプログラム
ミラトレ	3事業所	就職後の職場定着率は97%（2023年）利用者の満足度は約9割（2023年）
ココルポート	14事業所	就職者数は762名（2023年）就職後の職場定着率は90%（2023年）
ウェルビー	14事業所	全国に113事業所就職後の定着率は91%（2024年）
LITALICOワークス	9事業所	就職者数は2,051名（2023年）就職後の定着率は89%（2023年）

埼玉県の就労移行支援事業所の口コミ・体験談・評判

ここでは、埼玉県の就労移行支援事業所を利用した人の体験談をご紹介していきます。

発達障害のある人（20代男性）の体験談・口コミ

通所する前は、専門学校卒業後、一般枠で就職をし、5年半勤務しました。入社時に配属された部署では、安定して勤務する事ができましたが、部署が異動になった後は、複数の業務を臨機応変に対応する事が上手くできず、食欲不振・睡眠不足を感じた為、精神科を受診しました。そこで、ASDである事が分かりました。障害がきっかけで前職を退職した為、再就職しても長く続かないのではないかと不安でいっぱいでした。

就労移行支援事業所に週3日、1日5時間の通所をしてみて、応募書類・面接・メール・コミュニケーションに不安があったので、「相手に伝わりやすい表現であったか？」、「自分が負担になるコミュニケーションになっていないか？」を中心にフィードバックしてもらいました。得意分野・苦手分野が明確になり、苦手分野においては、どのような配慮が必要か知る事ができました。

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うつ病・発達障害のある人の体験談・口コミ

前職をうつ病で退職してしまい、今後どのようにしようかと悩んでいた所、インターネットで「就労移行支援事業所」の存在を知りました。通所前、私は一つの職に長続きをせずに職を転々としておりました。理由としては気が散りやすく、仕事のミスが多かったためです。今回うつ病をきっかけに病院でADHDと診断され、私自身を見直す良いきっかけになりました。

就労移行支援事業所に通所することで、私は思い込みが強く衝動的に動いてしまうという特性を持っている事が分かりました。就労移行支援では、その特性を業務に支障が出ないように工夫をすることを学びました。工夫の例として私は衝動性が強い為、直ぐ決断をしない、提出物はもう一度全体に目を通す等です。この秋、倉庫内作業の仕事が決まったため、今後は安定した業務定着に努めたいと思います。

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埼玉県でおすすめの就労移行支援の選び方・比較方法

①就職実績で選ぶ・比較する

就労移行支援の利用を考えている皆さんは企業への就職を目指している人がほとんどですから、就職実績は気になるポイントかと思います。

就職実績は、「事業所に通っている人のうちどのくらいの割合が就職できているのか」や「利用し始めてからどのくらいの期間で就職したのか」といった観点から比較してみましょう。

また、働きたい業種や職種が既に決まっている場合は、「その業種・職種に就職している人がいるかどうか」も確認してみてください。

②就職後の職場定着率で選ぶ・比較する

できるだけ早く就職したいので利用期間が短い事業所がいいと考えている人もいるかもしれませんが、人によっては体調管理や自己理解に時間がかかり、思ったよりも就職活動をスタートするのが遅くなる場合もあります。

例えば、平均利用期間は短いけれど就職後の職場定着率が低い場合は、自己理解が深まる前に就職してしまって短期離職してしまった人が一定数いる可能性も考えられます。

就職後にも安定的に働き続けられるよう、ご自身にあった企業へ就職したい場合は、職場定着率がどのくらいなのかという観点で比較するのも大切になります。

③通いやすさで選ぶ・比較する

企業は求職者の勤怠の安定を重視するため、就労移行支援事業所へ継続的に安定して通所していることは就職活動でアピールポイントになります。

ですから、駅からの距離や駐車場の有無などの観点から、ご自宅から無理なく通い続けることができる範囲で事業所を選ぶのは大事なポイントになってきます。

④プログラム内容で選ぶ・比較する

就労移行支援のプログラム内容は事業所によって様々ですが、自己理解や生活リズム・日常生活の管理、ビジネスマナーなど、就職に向けたスキルを身に付けるためのサポートを行います。

こうしたプログラムに加えて、IT特化型の事業所ではプログラミングやWebデザイン等の専門的なスキルを学ぶことができるほか、障害・疾病特化型の事業所では発達障害など特定の障害や疾病に対する理解や困りごとへの対処法を身に付けることができます。

実際に体験してみるとプログラムのレベル感や雰囲気が分かるので、利用契約を結んで本格的な通所を始める前に、2〜3事業所を見学・体験してみた上で、「このプログラムをやってみたい」と思った事業所を選ぶのがおすすめです。

⑤支援制度で選ぶ・比較する

利用者の経済的な負担を減らして事業所を利用しやすくするために、昼食や交通費の補助をしている事業所もあります。

そのほかにも、資格取得の支援やPCの無料貸与、個室ブースの整備など、通いやすくするための工夫は事業所によって様々ですので、ご自身に必要な支援は何か優先度をつけて選んでみるのがおすすめです。

⑥専門スタッフで選ぶ・比較する

公認心理士や臨床心理士、キャリアカウンセラーといった資格をもつスタッフが在籍している事業所もあり、何か困りごとがあったときに相談をできる体制が整っている事業所もあります。

また、IT関連の仕事への就職を目指したい人の場合は、デザイナーやエンジニアの実務経験があるスタッフがいる事業所を選ぶのもおすすめです。

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埼玉県の就労移行支援事業所をランキングから選ぶ際の注意点

インターネットでは就労移行支援事業所に関する様々なランキングが公開されています。これらのランキングを参考にして、ご自身にあった就労移行支援事業所を探すためには、いくつか注意点がありますので、ご紹介していきます。

注意点①ランキングの評価軸

ランキングがどのような基準で作成されているかは必ず確認してみてください。就職実績、プログラムの内容、交通費・昼食の補助、スタッフの資格など、就労移行支援事業所を選ぶ基準は人によって異なるため、自分にとって重要な要素が含まれているかをチェックすることが大切です。

注意点②複数の情報を比較

先ほどお伝えしたように、評価軸はランキングによって異なります。そのため、一つのランキングだけに頼らず、他のランキングや口コミ、事業所検索サイトといった複数の情報源を比較することで、より客観的な視点で事業所を選ぶことができます。

注意点③ランキングの信頼性

ランキングがどのような情報をもとに作成されているのかどうか、信頼できる情報元なのかどうかは確認しておきましょう。例えば、アフィリエイトサイトは収益を目的としているため、特定の事業所を優先的に紹介している可能性があります。中立的で信頼性の高いランキングは、第三者機関や公的機関による評価に基づいていることが多いです。