一般企業で働きたいけれど、障害や病気でブランクの期間がある人の中には、「埼玉県にはたくさんの就労移行支援があり、どこに通えばいいか分からない」、「発達障害の支援が充実している事業所はあるの?」と悩んでいる人もいるかもしれません。
このページでは、埼玉県で発達障害のある人向けのおすすめ就労移行支援事業所をご紹介していきます。
埼玉県でおすすめの発達障害のある人が利用できる就労移行支援事業所の一覧
ここからは、埼玉県で就労移行支援事業所を探している発達障害のある人に向けて、おすすめの事業所を14ヶ所ご紹介していきます。
就労移行支援 るりはり大宮
るりはり大宮は、発達障害のある方を対象にした就労支援を行い、個別のニーズに応じたカリキュラムを提供しています。職業スキルの習得だけでなく、日常生活での課題解決もサポートし、包括的な支援を行っています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1~5名(定員20名) |
就職定着率 | 60%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
キャリア・サポート・パートナーズ
キャリア・サポート・パートナーズ事業所は東武伊勢崎線・野田線春日部駅から 徒歩3分にある「利用者さんの一般就労成功はもちろん、より良い人生を」がコンセプトの職場定着率に強みにある事業所です。
平均利用期間 | 3~6ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10-14名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
アドライズplus 蕨駅前センター
アドライズplus 蕨駅前センターはJR蕨駅から徒歩3分にある、 交通費補助・昼食あり・資格取得支援ありなどのサポート充実がした事業所です。
平均利用期間 | 6~12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 6-9名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
あしたのタネ上尾駅前
あしたのタネ上尾駅前は、上尾駅より徒歩2分で、昼食補助制度が充実しており、職場適応力向上と社会適応力を高める支援が特徴です。
平均利用期間 | 3~6ヶ月 |
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昨年就職人数 | 6-9名(定員10名) |
就職定着率 | 80%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
Be happinessとおり町
Be happinessとおり町は、発達障害に対応した包括的な支援を行っており、利用者の個別ニーズに応じたカリキュラムを提供しています。特に、社会スキルの向上や自己理解を深めるプログラムが充実しています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10-14名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
サンヴィレッジ川口センター
サンヴィレッジ川口センターは、発達障害のある方への職業スキル習得支援を行い、実践的なカリキュラムが利用者から高い評価を受けています。
設備・環境 | PC無料貸与 |
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就職後の定着支援 | あり(最大3年間) |
資格取得支援 | 資格取得支援あり |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
就労移行支援事業所COCOCARA 所沢オフィス
就労移行支援事業所COCOCARA 所沢オフィスは、発達障害のある方への包括的な支援を提供。特に、資格取得を目指す方に対してMOSや簿記などの集中講座を行い、スキルアップをサポートしています。
平均利用期間 | ~3ヶ月 |
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PC無料貸与 | あり |
在宅訓練 | 可能 |
対応障害 | 精神/知的/発達/難病 |
ブライトさいたま
ブライトさいたまは、発達障害に対応した個別支援を行っており、特に職場での実践力を養うためのトレーニングが充実しています。利用者が自信を持って社会に出られるよう、長期的なキャリア形成をサポートします。
平均利用期間 | 12〜18ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1~5名(定員20名) |
就職定着率 | 60%未満 |
対応障害 | 精神/知的/発達 |
アクセスジョブさいたま
アクセスジョブさいたまは大宮駅から徒歩30秒にある、 オーダーメイドの訓練プログラム(在宅訓練あり)が受けられる事業所です。 精神保健福祉士・臨床心理士が在籍しています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 6-9名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
就労移行支援ノア-noix-
就労移行支援ノア-noix-は大宮駅から東武バスに乗り、本郷住宅下車後徒歩5分にある、通所・在宅ともに充実したサポートが受けられる事業所です。
昨年就職人数 | 1~5名(定員20名) |
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就職定着率 | 60%未満 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
アイトライさいたまセンター
アイトライさいたまセンターは、発達障害のある方のためのITスキル習得を支援しています。特にプログラミングやデザインスキルの向上を目指した実践的なトレーニングが特徴です。未経験者でも安心して学べる環境が整っています。
昼食・交通費 | 補助あり |
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昨年就職人数 | 6-9名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
ディベアスサポート就労移行支援事業所
ディベアスサポート就労移行支援事業所は草加駅から徒歩5分にある、様々な経歴と豊富な経験を持ったスタッフが就職までのサポートを行う事業所です。昼食の補助があります。
昼食 | 補助あり |
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就職後の定着支援 | あり(最大3年間) |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
ニューロリワーク 久喜センター
ニューロリワーク 久喜センターは久喜駅から徒歩5分にある、 整体技術やコミュニケーションスキルを身につけて安定して働ける準備を身に着けられる事業所です。昼食と交通費の補助があります。
平均利用期間 | 6~12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10-14名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
ベル大宮
ベル大宮は、発達障害のある方のための包括的な就労支援を行い、特に自己理解を深めるプログラムが充実しています。職場体験を通じて実践力を養い、利用者が社会に出る準備をサポートします。
対応障害 | 精神/知的/発達/難病 |
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プログラム内容 | 本人の希望や障害特性を考慮した個別プログラム、達成感と自信が持てるスモールステッププログラム等 |
埼玉県にある発達障害に特化した大手の就労移行支援事業所の一覧
埼玉県にある発達障害に特化した大手の就労移行支援事業所をご紹介します。
全国展開している大手の就労移行支援事業所は利用者数が多いため、たくさんの就労実績とノウハウが蓄積されています。それらに基づいてプログラムが構成されているので、就労で必要なことを無駄なく学べることが期待できます。
また、就労実績が多いということはそれだけ企業とのつながりが多いということなので、就職の窓口が広いとも言えるでしょう。
サービス名 | 特徴・ポイント | 埼玉県にある事業所 |
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ディーキャリア(d-career) | 発達障害の特性に応じたコンテンツ 就職後の職場定着率は91.3%(2022年)全国に91事業所 | ディーキャリア所沢オフィス ディーキャリア春日部オフィス ディーキャリア川越オフィス ディーキャリアワーク 浦和スタジオ |
atGPジョブトレIIT・Web | 5つの障害別コースあり PCは1人1台完備、教材費用は無料 3人に1人が未経験からIT職へ就職(2022年) | atGPジョブトレIT・Web大宮 |
Kaien | 就職人数は約2,000人(過去10年間) 就職後1年後の離職率は9% | 1事業所 |
埼玉県で発達障害がある人向けの就労移行支援事業所の口コミ・体験談・評判
ここでは、埼玉県で発達障害がある人向けの就労移行支援事業所を利用した人の体験談をご紹介していきます。
ASD(20代男性)のある人の体験談・口コミ
週3日・1日5時間、就労移行支援事業所を利用しました。
通所する前は、専門学校卒業後、一般枠で就職をし、5年半勤務していました。 入社時に配属された部署では、安定して勤務する事ができましたが、部署が異動になった後は、複数の業務を臨機応変に対応する事が上手くできず、食欲不振・睡眠不足を感じた為、精神科を受診しました。そこで、ASDである事が分かりました。
障害がきっかけで前職を退職した為、再就職しても長く続かないのではないかと不安でいっぱいでした。 通所してみて、応募書類・面接・メール・コミュニケーションに不安があったので、相手に伝わりやすい表現であったか、自分が負担になるコミュニケーションになっていないかを中心にフィードバックしてもらいました。 得意分野・苦手分野が明確になり、苦手分野においては、どのような配慮が必要か知る事ができました。
ADHD・パニック障害のある人の体験談・口コミ
障害発覚後、どうして良いか分からず家に引きこもっていましたが、家族の勧めで就労移行支援事業所相談しアットホームな雰囲気に惹かれ利用を開始。目標を諦めずにプログラマーとして就職し勤めることができました。ここは一歩踏み出すにはちょうど良い場所です。
発達障害のある人は就労移行支援事業所で何ができるの?
就労移行支援事業所は、障害などが要因で就労が困難な人に対し、就職に役立つ訓練プログラムを提供して就職活動をサポートするサービスです。
発達障害のある人はコミュニケーション面で困難を抱えていることが多いですが、職場ではコミュニケーションについて教わる機会がほとんどありません。
そのため「なぜかわからないけど怒られてしまった」という場面が多く、対処法がわからないため同じミスを繰り返してしまうことがあります。
多くの就労移行支援事業所では、コミュニケーションについて学べる訓練プログラムも提供しているので、コミュニケーションスキルが身につき、働きやすくなることが期待できます。
発達障害の支援に特化した就労移行支援事業所もある
一般的な就労移行支援事業所は障害を特定せずに受け入れています。一方で、特定の障害のある人を中心に受け入れているのが、障害特化型の就労移行支援事業所です。
障害特化型の中には、発達障害のある人の支援に特化した就労移行支援事業所もあります。
発達障害特化型の就労移行支援事業所の多くは、発達障害の特性を理解するプログラムやコミュニケーション系のプログラムが充実しています。
また、発達障害のある人に多い聴覚過敏や視覚過敏に配慮した環境であることも多いです。
自身に近い悩みを持つ人が集まるので、利用者同士で共感を得られやすいといった特徴もあります。
- 自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
就労移行支援の利用対象となる発達障害
就労移行支援事業所は、自閉スペクトラム症や注意欠陥多動性障害、学習障害といった発達障害がある人も利用することができます。
また、障害者手帳を持っていないグレーゾーンの方の場合でも、主治医の意見書等があれば就労移行支援を利用することができます。
- 自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
(参考:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)
自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
自閉スペクトラム症は、多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障害で、言葉の遅れ、会話が成り立たない、格式張った字義通りの言語など、言語やコミュニケーションの障害が認められることが多いです。
また、一つの興味・事柄に関心が限定され、こだわりが強く、感覚過敏あるいは鈍麻など感覚の問題も認められることも特徴の一つとされています。
注意欠陥多動性障害(ADHD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)は、活動に集中できない・気が散りやすい・物をなくしやすい・順序だてて活動に取り組めないなどの「不注意」と、じっとしていられない・静かに遊べない・待つことが苦手で他人のじゃまをしてしまうなどにより、学校や家庭で生活をおくるにあたって障害となっている状態のことを言います。
学習障害(LD)
学習障害は、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった学習に必要な基礎的な能力のうち、一つないし複数の特定の能力についてなかなか習得できなかったり、うまく発揮することができなかったりすることによって、学習上、様々な困難に直面している状態のことを言います。
発達障害のある人が就労移行支援事業所を選ぶときのポイント
発達障害のある人が就労移行支援事業所を選ぶときに重視したほうが良いポイントを5つ解説します。
①就職の実績で選ぶ
就労移行支援事業所は就職を目指すところなので、就職の実績はとても大切な指標です。
就職者数だけではなく、就職先の業種や職種も確認することをおすすめします。
例えば自身はIT系に就職したいと思っているのに、過去の就職先にIT系がないのであれば、その就労移行支援事業所では自身が希望するような支援が受けられないかもしれません。
②就職後の定着率で選ぶ
一般的に定着率とは、就職した人の中で6ヶ月以上継続して働いている人の割合をいいます。
卒業生が就職先の職場で働き続けられているかどうかを知るため、定着率もしっかりと把握しましょう。
定着率が高い就労移行支援事業所は、長期就労に向けての訓練プログラムを提供していると考えられます。
③発達障害に特化したプログラムで選ぶ
発達障害のある人は「なぜ怒られたのかわからない」という経験をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
発達障害の特性を理解するプログラムや、自己理解を促すプログラムを受けることで、怒られる理由が少しずつ理解できる可能性があります。
また、発達障害のある人に特化した職業訓練プログラムを受けることで新しい職場に適応しやすくなり、就職後の定着率が上がることが期待できるでしょう。
④聴覚や視覚過敏への配慮があるかどうかで選ぶ
発達障害のある人は、程度に差はありますが、聴覚や視覚が過敏である傾向があります。
聴覚が過敏な人であれば、空調の音が気になってプログラムに集中できない、周囲の雑音が気になって講師の話が頭に入らない、ということがあるかもしれません。
空調の音が気になるときは席の移動ができるか、周囲の音が気になるときに耳栓の使用ができるかなど、どのような配慮が得られるか確認してみましょう。
⑤職場体験の機会があるかどうかで選ぶ
発達障害のある人は、高いスキルがあるけど環境が変わるとそのスキルを発揮できないことがあります。
事業所の中でできることを場所が変わってもできるように、事業所外で作業する職場体験の経験を積むことは有益です。
事業所によって職場体験の内容や数が異なりますので、事前に聞いてみることをおすすめします。
就労移行支援事業所に関するよくある質問
埼玉県の就労移行支援事業所をランキングから選ぶ際の注意点
インターネットでは就労移行支援事業所に関する様々なランキングが公開されています。これらのランキングを参考にして、ご自身にあった就労移行支援事業所を探すためには、いくつか注意点がありますので、ご紹介していきます。
注意点①ランキングの評価軸
ランキングがどのような基準で作成されているかは必ず確認してみてください。就職実績、プログラムの内容、交通費・昼食の補助、スタッフの資格など、就労移行支援事業所を選ぶ基準は人によって異なるため、自分にとって重要な要素が含まれているかをチェックすることが大切です。
注意点②複数の情報を比較
先ほどお伝えしたように、評価軸はランキングによって異なります。そのため、一つのランキングだけに頼らず、他のランキングや口コミ、事業所検索サイトといった複数の情報源を比較することで、より客観的な視点で事業所を選ぶことができます。
注意点③ランキングの信頼性
ランキングがどのような情報をもとに作成されているのかどうか、信頼できる情報元なのかどうかは確認しておきましょう。例えば、アフィリエイトサイトは収益を目的としているため、特定の事業所を優先的に紹介している可能性があります。中立的で信頼性の高いランキングは、第三者機関や公的機関による評価に基づいていることが多いです。
注意点④ランキングの作成日
ランキングは更新されることが多く、古い情報では現状を正しく反映していない場合がありますから、いつ時点の情報なのかは確認しておきましょう。
特に就労移行支援事業所の就職人数や就職後の職場定着率といった就職実績は、年によって違いがあるため、最新の情報をチェックしておいた方がよいでしょう。
まとめ
ここまで、埼玉県で発達障害のある人向けのおすすめの就労移行支援事業所をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
「どの就労移行支援事業所に行けばいいのか分からない」という場合は、あなたの希望条件に応じて、探し方のヒントをご案内させていただきます。
お困りの際は、ぜひお気軽にデイゴー就労支援ナビにご相談ください。