神奈川県の就労移行支援おすすめ12選!大手の一覧や比較のポイントも紹介

一般企業で働きたいけれど、障害や病気があるためブランクの期間がある人の中には、「神奈川県にはたくさんの就労移行支援事業所があり、どこに通えばいいか分からない」と悩んでいる人もいるかもしれません。

そのような方に向けて、神奈川県でおすすめの就労移行支援事業所をエリア別でご紹介していきます。

目次

神奈川県のエリア別おすすめ就労移行支援事業所の一覧

ここからは、神奈川県でおすすめの12の就労移行支援事業所を、以下のエリアごとにご紹介していきます。

横浜・横須賀・三浦エリアでおすすめの就労移行支援事業所3選

就労移行・定着支援事業所ビンゴ横浜

就労移行・定着支援事業所ビンゴ横浜は、元町中華街駅より徒歩2分で、資格取得や昼食、交通費の補助など、支援制度が充実した事業所です。

平均利用期間6〜12ヶ月
昨年就職人数6-9名(定員20名)
就職定着率80%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

ヴィストキャリア横浜駅前

ヴィストキャリア横浜駅前は、神奈川駅より徒歩3分、横浜駅より徒歩5分で、就職活動から就職後の定着サポートまで、個別での支援が充実した事業所です。

平均利用期間3〜6ヶ月
昨年就職人数10-14名(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

ディーキャリア横須賀三浦オフィス

ディーキャリア横須賀三浦オフィスは、横須賀中央駅より徒歩6分で、大人の発達障害や精神障害の支援に特化した事業所です。

平均利用期間3〜6ヶ月
昨年就職人数6-9名(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/知的/発達/身体

川崎エリアでおすすめの就労移行支援事業所3選

Future Dream Achievement 川崎

Future Dream Achievement 川崎は、京急川崎駅から徒歩1分、JR川崎駅から徒歩3分で、工賃を受け取ることができる事業所です。

昼食・交通費補助あり
PC無料貸与あり
在宅訓練可能
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

manaby川崎事業所

manaby川崎事業所は、京急川崎駅より徒歩7分、川崎駅より徒歩10分で、ITスキルを在宅でも学ぶことができる事業所です。

平均利用期間6〜12ヶ月
昨年就職人数10-14名(定員20名)
就職定着率80%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

就労移行ITスクール溝の口

就労移行ITスクール溝の口は、溝の口駅より徒歩3分、武蔵溝ノ口駅より徒歩3分で、プログラミング・Webデザイン・動画編集などのITスキル習得に強い事業所です。

平均利用期間3〜6ヶ月
昨年就職人数1-5名(定員20名)
就職定着率60%未満
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

鎌倉・藤沢・湘南エリアでおすすめの就労移行支援事業所3選

就労移行支援施設タイガーマーリン

就労移行支援施設タイガーマーリンは、平塚駅より車で7分、IT分野に特化したカリキュラムを完全個別対応で受けることができる事業所です。

昨年就職人数1-5名(定員10名)
就職定着率60%未満
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

ディーキャリア 藤沢オフィス

ディーキャリア 藤沢オフィスは、藤沢駅より徒歩6分で、発達障害や精神障害のある人に特化したプログラムを受けることができる事業所です。

平均利用期間6〜12ヶ月
昨年就職人数6-9名(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/発達

就労移行ITスクール藤沢

就労移行ITスクール藤沢は、藤沢駅より徒歩5分、ITやWeb、PCスキルのプログラムに特化した事業所です。

平均利用期間6〜12ヶ月
昨年就職人数10-14名(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

相模原・海老名・厚木エリアでおすすめの就労移行支援事業所3選

多機能型事業所 ラフレックス・オダサガ

多機能型事業所 ラフレックス・オダサガは、相模原駅より徒歩5分、東林間駅より徒歩15分で、精神障害や発達障害、高次脳機能障害がある人等への支援が充実した事業所です。

昨年就職人数1-5名(定員6名)
就職定着率60%未満
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

ダイアモンドマーリン

ダイアモンドマーリンは、淵野辺駅より徒歩15分で、プログラミングやデザインといったITに特化した訓練を行っている事業所です。

プログラム内容プログラミングコース、デザインコース、WEBコース等
対応障害精神/知的/発達/身体/難病

manaby相模原駅前事業所

manaby相模原駅前事業所は、相模原駅より徒歩3分で、ITスキルを在宅でも学ぶことができる事業所です。

平均利用期間6〜12ヶ月
昨年就職人数10-14名(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/発達/身体/難病

神奈川県にある大手の就労移行支援事業所の一覧

ここからは、神奈川県にある大手の就労移行支援事業所を一覧でご紹介します。大手の事業所は、プログラムや就職支援のノウハウが蓄積されているため、就職実績が豊富な傾向があります。

スクロールできます
サービス名神奈川県にある事業所ポイント
就労移行支援manaby横浜関内南口横浜関内駅前川崎相模原駅前|その他3事業所就職後の職場定着率は89.4%(2023年)
在宅就労率は30.5%(2023年)
eラーニングでITスキルも学べる
ディーキャリア横須賀三浦藤沢|ITエキスパート横浜馬車道|横浜|横浜東口|海老名|ITエキスパート海老名|川崎発達障害の特性に応じたコンテンツ
就職後の職場定着率は91.3%(2022年)
全国に91事業所
atGPジョブトレ横浜事務職での就職率は94.5%(2019-2020年)
5つの障害別コースあり
就職後の定着率は91%(2019年)
就労移行ITスクール溝の口登戸藤沢|横浜戸塚|その他9事業所IT職種への就職率は41%(2021年)
就職後の職場定着率は94%
約50種類の職種に就職
ニューロリワーク 2事業所うつ病やメンタル不調のある方に復職・就職をサポート
復職・就職後の定着率は90.2%
生活習慣を整える科学的根拠のあるプログラム
ミラトレ4事業所就職後の職場定着率は97%(2023年)
利用者の満足度は約9割(2023年)
ココルポート19事業所就職者数は762名(2023年)
就職後の職場定着率は90%(2023年)
ウェルビー12事業所全国に113事業所
就職後の定着率は91%(2024年)
LITALICOワークス20事業所就職者数は2,051名(2023年)
就職後の定着率は89%(2023年)

神奈川県の就労移行支援事業所の口コミ・体験談・評判

ここでは、神奈川県の就労移行支援事業所を利用した人の体験談をご紹介していきます。

30代女性(精神障害・事務職)の体験談・口コミ

初めのうちは週2日通所し、生活リズムを整えていき少しずつ通所日数を増やしていき、週3日・1日4時間利用していました。支援員さんも親切で親身になって困りごとや相談を聞いてくれ、就カレワークスという学習環境があったので、集中して勉強ができました。その結果、満点合格でMicrosoft Office Excelの資格をとることができ、自分に自身を持つことができました。 また、認知行動療法のワークによって今までの偏った思考が少しずつですが、段々と解されていったのを感じました。

その結果、士業事務所の事務職として障害者雇用枠で就職することができました。

20代女性の体験談・口コミ

就労移行は友人からの紹介で知りました。 通所されている方や、支援員はどういう人なのかなど不安な気持ちがありましたが、一度見学に行ってみることにしました。

見学後、正式に通所するまで少し期間が空きましたが、退職してから生活リズムが乱れ、気分も不安定になっていた為「このままじゃいけない」と思い、就労移行を利用することに決めました。

就労移行支援に通い始めてからの変化は沢山ありますが、特に大きく変化を感じたことは3つあります。 1つ目は【服薬管理が出来るようになった】こと、 2つ目は【生活リズムが安定した】こと、3つ目は【自身を振り返ること】が出来るようになったことです。

就職後は就労移行支援事業所の定着支援を受けるなどサポートを継続してもらいました。入社時は、まだ周囲の方、仕事の進め方になれておらず不安面もありましたが、支援員さんが定着支援で定期的に職場に訪問くださり、不安点の整理や環境調整の打診を企業にしてくれるなど心強かったです。

神奈川県でおすすめの就労移行支援の選び方・比較方法

ここからは、神奈川県で就労移行支援事業所を探すときのおすすめの比較のポイントをご紹介していきます。ぜひ事業所選びのご参考にしてください。

①就職実績で選ぶ・比較する

就労移行支援を利用する目的は、ご自身の適性に合った企業や職種へ就職をすることですから、就職実績は事業所を選ぶ上で大切なポイントになります。

就職実績は、「直近数年間で何人の利用者が就職をしているのか?」や「就職半年後に仕事を続けている人の割合(職場定着率)はどのくらいなのか?」、「就職するまでの平均期間はどのくらいなのか?」といった観点から比較してみるのがおすすめです。

②専門スタッフで選ぶ・比較する

就労移行支援事業所に通う中で、生活における悩みや将来への不安を感じる場合もあるかもしれません。そのような心配がある場合は、公認心理士や臨床心理士といった資格をもつ専門スタッフがいる事業所を選ぶと安心です。

また、IT特化の事業所でIT専門職への就職を目指す場合は、デザイナーやエンジニアの実務経験があるスタッフがいる事業所を選ぶと、分からないことを質問し、その場で解決することができるのでおすすめです。

③プログラム内容で選ぶ・比較する

就労移行支援のプログラム内容は事業所によって様々ですが、一般型とIT特化型、障害・疾病特化型の3つに大きく分かれます

一般型の就労移行支援事業所は、自己理解や生活リズム・日常生活の管理、ビジネスマナーなど、就職に向けたスキルを身に付けるためのサポートを行います。

こうしたプログラムに加えて、IT特化型ではプログラミングやWebデザイン等の専門的なスキルを学ぶことができるほか、障害・疾病特化型では発達障害など特定の障害や疾病に対する理解や困りごとへの対処法を身に付けることができます。

④支援制度で選ぶ・比較する

就労移行支援事業所に通っている間は、原則アルバイトなどで働くことができません。少しでも利用者の経済的な負担を減らす観点から、交通費の補助や昼食の提供を行っている事業所もあります。

また、交通費や昼食費のほかにも、就職活動で有利になる資格取得費用の補助や、ひとり一台のPCを無料で貸与してくれる場合もあります。

⑤通いやすさで選ぶ・比較する

就労移行支援事業所に休みなく安定的に通所していたという実績は就職活動においてアピールポイントにもなるため、在宅での訓練が中心となる一部の事業所を除いて、週5日の通所を目指す場合が多いです。

ですから、駅からの距離や駐車場の有無など、ご自宅から無理なく通い続けることができる範囲で事業所を選ぶのは大事なポイントになってきます。

神奈川県の就労移行支援事業所をランキングから選ぶ際の注意点

インターネットでは就労移行支援事業所に関する様々なランキングが公開されています。これらのランキングを参考にして、ご自身にあった就労移行支援事業所を探すためには、いくつか注意点がありますので、ご紹介していきます。

注意点①ランキングの評価軸

ランキングがどのような基準で作成されているかは必ず確認してみてください。就職実績、プログラムの内容、交通費・昼食の補助、スタッフの資格など、就労移行支援事業所を選ぶ基準は人によって異なるため、自分にとって重要な要素が含まれているかをチェックすることが大切です。

注意点②複数の情報を比較

先ほどお伝えしたように、評価軸はランキングによって異なります。そのため、一つのランキングだけに頼らず、他のランキングや口コミ、事業所検索サイトといった複数の情報源を比較することで、より客観的な視点で事業所を選ぶことができます

注意点③ランキングの信頼性

ランキングがどのような情報をもとに作成されているのかどうか、信頼できる情報元なのかどうかは確認しておきましょう。例えば、アフィリエイトサイトは収益を目的としているため、特定の事業所を優先的に紹介している可能性があります。中立的で信頼性の高いランキングは、第三者機関や公的機関による評価に基づいていることが多いです。

注意点④ランキングの作成日

ランキングは更新されることが多く、古い情報では現状を正しく反映していない場合がありますから、いつ時点の情報なのかは確認しておきましょう。

特に就労移行支援事業所の就職人数や就職後の職場定着率といった就職実績は、年によって違いがあるため、最新の情報をチェックしておいた方がよいでしょう。

まとめ

ここまで、神奈川県でおすすめの就労移行支援事業所をエリアごとにご紹介してきましたが、いかがでしたか。

「どの就労移行支援事業所に行けばいいのか分からない」という場合は、あなたの希望条件に応じて、探し方のヒントをご案内させていただきます。

お困りの際は、ぜひお気軽にデイゴー就労支援ナビにご相談ください。

就労移行支援に関するよくある質問

就労移行支援事業所とは?

就労移行支援事業所は、障害や病気のある人が一般企業等へ就職するために、就職するためのスキルを身に付けたり、就職活動のサポートを受けたりすることができる障害福祉サービスです。

就労移行支援事業所はどんな人が利用できる?

就労移行支援は、以下の4つの条件を満たしている人が利用できます。

就労移行支援の対象者
  • 一般就労を希望している
  • 障害・難病がある※
  • 65歳未満である
  • 適性に合った職場への就労等が見込まれる

※障害者手帳がない場合でも、主治医の意見書や指示書があれば利用することができます。

就労移行支援は利用料がかかるの?

就労移行支援事業所は1回あたりおよそ500円〜1,400円の利用料金がかかります。ただし、所得に応じてひと月当たりの負担上限金額が決まっているため、自己負担額なしで就労移行支援事業所を利用する人も多いです。

厚生労働省によると、障害福祉サービスを利用している人(98.5万人)のうち、約92.7%が無料で利用していることが分かっています。

就労移行支援はどのくらいの期間利用できるの?

就労移行支援事業所のサービスを利用できる期間は、原則として最大2年(24ヶ月)までとなっています。

厚生労働省によると、就労移行支援事業所の利用期間は2年以下が93.5%と最多で、このうち就職者の平均利用月数は『15.9ヶ月』となっています。

この記事を書いた人

デイゴー求人ナビ・就労支援ナビ編集部は、障害や難病のある人が働く上で役立つ情報や、就労移行支援、就労継続支援A型・B型における事業所運営のノウハウを発信しています。就労移行支援事業所の管理者経験者も在籍し、有識者にもご協力いただいています。

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