一般企業で働きたいけれど、障害や病気でブランクの期間がある人の中には、「大阪府にはたくさんの就労移行支援があり、どこに通えばいいか分からない」、「発達障害の支援が充実している事業所はあるの?」と悩んでいる人もいるかもしれません。
このページでは、大阪府で発達障害のある人向けのおすすめ就労移行支援事業所をご紹介していきます。
大阪府でおすすめの発達障害のある人が利用できる就労移行支援事業所の一覧
ここからは、大阪府で就労移行支援事業所を探している発達障害のある人に向けて、おすすめの事業所を13ヶ所ご紹介していきます。
就労移行支援事業所ライラ梅田センター
就労移行支援事業所ライラ梅田センター事業所は梅田駅から徒歩5分、大阪駅から徒歩5分にある、発達障害に特化した事業所です。昼食・交通費の補助があります。
平均利用期間 | 3〜6ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10-14名(定員20名) |
就職定着率 | 60%未満 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
ぷらす住道
ぷらす住道は、精神疾患・大人の発達障害がある人の就職支援に特化しており、ビジネスマナーや職場での適応力向上を目指したプログラムが充実しています。
プログラム内容 | 資格取得、敬語や職場での立ち居振る舞い講座、Word/Excel等のMOSスキル等 |
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昨年就職人数 | 1~5名(定員20名) |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
就労移行支援 セルポート吹田
就労移行支援 セルポート吹田は、発達障害に対応した包括的な支援を行い、特に自己管理能力の向上を目指したプログラムを提供しています。職場での適応力を高めるトレーニングが充実しています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
はぐみワークス
はぐみワークスは、新大阪駅から徒歩8分、利用者が自信を持って社会に出られるよう、実践的な職業訓練とサポートを提供しています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
ラポール梅田
ラポール梅田事業所は梅田駅から徒歩5分、北新地駅から徒歩2分にある、パソコンスキルが習得できる事業所です。昼食・交通費の補助があります。
平均利用期間 | 12〜18ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1~5名(定員10名) |
就職定着率 | 70%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
就労移行支援事業所 LUMO+ 阿倍野
就労移行支援事業所 LUMO+ 阿倍野は、発達障害に配慮した職業訓練を提供しており、特に自己理解を深めるプログラムや社会スキルの向上を目指したカリキュラムが充実しています。
資格取得支援 | あり |
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平均利用期間 | ~3ヶ月 |
就職定着率 | 60%未満 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体 |
ワンモア八尾
ワンモア八尾は、発達障害のある方を対象に、職業スキル習得と就職後のフォローアップを行っており、スタッフ全員が国家資格を保有しています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10~14名(定員20名) |
就職定着率 | 80%以上 |
対応障害 | 精神/発達/身体/難病 |
一般社団法人キャリアデザインアプローチ
一般社団法人キャリアデザインアプローチは、谷町四丁目駅から徒歩5分で、CAD(設計支援)ソフトが学べるほか、心理・福祉専門職によるサポートを受けることができます。
昨年就職人数 | 6-9名(定員10名) |
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就職定着率 | 80%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
就労支援事業所alpha
就労支援事業所alphaは、大阪難波駅・難波駅より徒歩4分、韓国語や英語といった語学のほか、就職に役立つ資格取得をサポートしています。
昼食 | 補助あり |
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プログラム内容 | 韓国語、英語、簿記、MOS等 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体 |
アクセスジョブ四ツ橋
アクセスジョブ四ツ橋は、西大橋駅より徒歩5分、なんば駅からも徒歩圏内で、ビジネスマナー研修が充実が充実した事業所です。精神保健福祉士によるカウンセリングも提供しています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10-14名(定員20名) |
就職定着率 | 80%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
マイ・スタイル南森町事業所
マイ・スタイル南森町事業所は、交通費の一部補助制度があり、利用者の通所負担を軽減する取り組みを行っています。在宅就労を見据えた訓練を提供しています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10-14名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
エミリア 本町
エミリア 本町は、本町駅より徒歩3分で、ビジネス街に位置するため、仕事へ通うための練習をすることができる事業所です。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
Coco Color
Coco Colorは、御殿山駅より徒歩8分で、自立訓練(生活訓練)も併設しているため最大4年間で無理のない就労を目指すことができる事業所です。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員10名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
大阪府にある発達障害に特化した大手の就労移行支援事業所の一覧
大阪府にある発達障害に特化した大手の就労移行支援事業所をご紹介します。
全国展開している大手の就労移行支援事業所は利用者数が多いため、たくさんの就労実績とノウハウが蓄積されています。それらに基づいてプログラムが構成されているので、就労で必要なことを無駄なく学べることが期待できます。
また、就労実績が多いということはそれだけ企業とのつながりが多いということなので、就職の窓口が広いとも言えるでしょう。
サービス名 | 大阪府にある事業所 | 特徴・ポイント |
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ディーキャリア(d-career) | 高槻オフィス 大阪なんばオフィス ITエキスパート高槻オフィス 枚方駅前オフィス 梅田オフィス ITエキスパート京橋オフィス | 発達障害の特性に応じたコンテンツ 就職後の職場定着率は91.3%(2022年)全国に91事業所 |
atGPジョブトレ | IT・Web心斎橋 梅田 | 事務職での就職率は94.5%(2019-2020年) 5つの障害別コースあり 就職後の定着率は91%(2019年) |
Kaien | 3事業所 | 就職人数は約2,000人(過去10年間) 就職後1年後の離職率は9% |
発達障害のある人は就労移行支援事業所で何ができるの?
就労移行支援事業所は、障害などが要因で就労が困難な人に対し、就職に役立つ訓練プログラムを提供して就職活動をサポートするサービスです。
発達障害のある人はコミュニケーション面で困難を抱えていることが多いですが、職場ではコミュニケーションについて教わる機会がほとんどありません。
そのため「なぜかわからないけど怒られてしまった」という場面が多く、対処法がわからないため同じミスを繰り返してしまうことがあります。
多くの就労移行支援事業所では、コミュニケーションについて学べる訓練プログラムも提供しているので、コミュニケーションスキルが身につき、働きやすくなることが期待できます。
発達障害の支援に特化した就労移行支援事業所もある
一般的な就労移行支援事業所は障害を特定せずに受け入れています。一方で、特定の障害のある人を中心に受け入れているのが、障害特化型の就労移行支援事業所です。
障害特化型の中には、発達障害のある人の支援に特化した就労移行支援事業所もあります。
発達障害特化型の就労移行支援事業所の多くは、発達障害の特性を理解するプログラムやコミュニケーション系のプログラムが充実しています。
また、発達障害のある人に多い聴覚過敏や視覚過敏に配慮した環境であることも多いです。
自身に近い悩みを持つ人が集まるので、利用者同士で共感を得られやすいといった特徴もあります。
- 自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
就労移行支援の利用対象となる発達障害
就労移行支援事業所は、自閉スペクトラム症や注意欠陥多動性障害、学習障害といった発達障害がある人も利用することができます。
また、障害者手帳を持っていないグレーゾーンの方の場合でも、主治医の意見書等があれば就労移行支援を利用することができます。
- 自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
(参考:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)
自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
自閉スペクトラム症は、多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障害で、言葉の遅れ、会話が成り立たない、格式張った字義通りの言語など、言語やコミュニケーションの障害が認められることが多いです。
また、一つの興味・事柄に関心が限定され、こだわりが強く、感覚過敏あるいは鈍麻など感覚の問題も認められることも特徴の一つとされています。
注意欠陥多動性障害(ADHD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)は、活動に集中できない・気が散りやすい・物をなくしやすい・順序だてて活動に取り組めないなどの「不注意」と、じっとしていられない・静かに遊べない・待つことが苦手で他人のじゃまをしてしまうなどにより、学校や家庭で生活をおくるにあたって障害となっている状態のことを言います。
学習障害(LD)
学習障害は、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった学習に必要な基礎的な能力のうち、一つないし複数の特定の能力についてなかなか習得できなかったり、うまく発揮することができなかったりすることによって、学習上、様々な困難に直面している状態のことを言います。
大阪府で発達障害のある人向けの就労移行支援事業所の口コミ・体験談・評判
ここでは、大阪府で発達障害のある人向けの就労移行支援事業所を利用した人の体験談をご紹介していきます。
20代女性(発達障害)の体験談・口コミ
週5日・1日5時間利用をし、人材派遣会社の一般事務に障害を開示して就職しました。
学生食堂で働いていたときに、体調を崩し退職しました。1人で就職活動をしていましたが就職がなかなかうまくいかず焦りと不安がありました。主治医に相談したときに就労移行支援を知りました。就労移行支援に行けば、就職できるようになるのかなと感じていました。 また就労のサポートも受けられるので心強いと感じました。 早く就職したい・頑張りたいという思いから就労移行支援の利用を開始しました。
週5日で通所し始め、最初は生活リズムが整っておらず大変でしたが、通所することで生活リズムが整ってきました。訓練でPCを毎日触る習慣がついたのと、集中して訓練するので集中力がついてきました。 通所して1ヶ月で慣れてきて不安もなくなり気持ちが前向きになってきました。
就職後は、今は業務も慣れてきて落ち着いて働いています。 5時間勤務で働いており、勤務時間延長をするため現在は勤務時間7時間の延長チャレンジをしています。 休日は以前はインドアの過ごし方でしたが、今は外出する機会が増えました。 私自身、1日の流れが分かっていたり、環境やルーティンが決まっている状況のほうが自分に合っているため、今は毎日安心して働いています。
発達障害のある人が就労移行支援事業所を選ぶときのポイント
発達障害のある人が就労移行支援事業所を選ぶときに重視したほうが良いポイントを5つ解説します。
①就職の実績で選ぶ
就労移行支援事業所は就職を目指すところなので、就職の実績はとても大切な指標です。
就職者数だけではなく、就職先の業種や職種も確認することをおすすめします。
例えば自身はIT系に就職したいと思っているのに、過去の就職先にIT系がないのであれば、その就労移行支援事業所では自身が希望するような支援が受けられないかもしれません。
②就職後の定着率で選ぶ
一般的に定着率とは、就職した人の中で6ヶ月以上継続して働いている人の割合をいいます。
卒業生が就職先の職場で働き続けられているかどうかを知るため、定着率もしっかりと把握しましょう。
定着率が高い就労移行支援事業所は、長期就労に向けての訓練プログラムを提供していると考えられます。
③発達障害に特化したプログラムで選ぶ
発達障害のある人は「なぜ怒られたのかわからない」という経験をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
発達障害の特性を理解するプログラムや、自己理解を促すプログラムを受けることで、怒られる理由が少しずつ理解できる可能性があります。
また、発達障害のある人に特化した職業訓練プログラムを受けることで新しい職場に適応しやすくなり、就職後の定着率が上がることが期待できるでしょう。
④聴覚や視覚過敏への配慮があるかどうかで選ぶ
発達障害のある人は、程度に差はありますが、聴覚や視覚が過敏である傾向があります。
聴覚が過敏な人であれば、空調の音が気になってプログラムに集中できない、周囲の雑音が気になって講師の話が頭に入らない、ということがあるかもしれません。
空調の音が気になるときは席の移動ができるか、周囲の音が気になるときに耳栓の使用ができるかなど、どのような配慮が得られるか確認してみましょう。
⑤職場体験の機会があるかどうかで選ぶ
発達障害のある人は、高いスキルがあるけど環境が変わるとそのスキルを発揮できないことがあります。
事業所の中でできることを場所が変わってもできるように、事業所外で作業する職場体験の経験を積むことは有益です。
事業所によって職場体験の内容や数が異なりますので、事前に聞いてみることをおすすめします。
大阪府の就労移行支援事業所をランキングから選ぶ際の注意点
インターネットでは就労移行支援事業所に関する様々なランキングが公開されています。これらのランキングを参考にして、ご自身にあった就労移行支援事業所を探すためには、いくつか注意点がありますので、ご紹介していきます。
注意点①ランキングの評価軸
ランキングがどのような基準で作成されているかは必ず確認してみてください。就職実績、プログラムの内容、交通費・昼食の補助、スタッフの資格など、就労移行支援事業所を選ぶ基準は人によって異なるため、自分にとって重要な要素が含まれているかをチェックすることが大切です。
注意点②複数の情報を比較
先ほどお伝えしたように、評価軸はランキングによって異なります。そのため、一つのランキングだけに頼らず、他のランキングや口コミ、事業所検索サイトといった複数の情報源を比較することで、より客観的な視点で事業所を選ぶことができます。
注意点③ランキングの信頼性
ランキングがどのような情報をもとに作成されているのかどうか、信頼できる情報元なのかどうかは確認しておきましょう。例えば、アフィリエイトサイトは収益を目的としているため、特定の事業所を優先的に紹介している可能性があります。中立的で信頼性の高いランキングは、第三者機関や公的機関による評価に基づいていることが多いです。
注意点④ランキングの作成日
ランキングは更新されることが多く、古い情報では現状を正しく反映していない場合がありますから、いつ時点の情報なのかは確認しておきましょう。
特に就労移行支援事業所の就職人数や就職後の職場定着率といった就職実績は、年によって違いがあるため、最新の情報をチェックしておいた方がよいでしょう。
就労移行支援事業所に関するよくある質問
まとめ
ここまで、大阪府で発達障害のある人向けのおすすめの就労移行支援事業所をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
「どの就労移行支援事業所に行けばいいのか分からない」という場合は、あなたの希望条件に応じて、探し方のヒントをご案内させていただきます。
お困りの際は、ぜひお気軽にデイゴー就労支援ナビにご相談ください。