一般企業で働きたいけれど、障害や病気でブランクの期間がある人の中には、「千葉県にはたくさんの就労移行支援があり、どこに通えばいいか分からない」、「発達障害の支援が充実している事業所はあるの?」と悩んでいる人もいるかもしれません。
このページでは、千葉県で発達障害のある人向けのおすすめ就労移行支援事業所をご紹介していきます。
千葉県でおすすめの発達障害のある人が利用できる就労移行支援事業所の一覧
ここからは、千葉県で就労移行支援事業所を探している発達障害のある人に向けて、おすすめの事業所を12ヶ所ご紹介していきます。
就労移行支援事業所 Pinto
就労移行支援事業所 Pintoは、発達障害のある方にも個別支援を提供しており、特に社会スキルの向上や自己理解を深めるプログラムに力を入れています。少人数制でのきめ細かいサポートが魅力です。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 15名以上(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
就労移行支援事業所リバーサル浦安
就労移行支援事業所リバーサル浦安は、発達障害に配慮した職業訓練を行っており、特にコミュニケーション能力の向上や職場体験を通じた実践的な支援を提供しています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 6-9名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
ニューロリワーク 新松戸センター
ニューロリワーク 新松戸センターは新松戸駅から徒歩2分で、協定クリニックもあり復職や就職を希望する人へ心身の健康からサポートを行う事業所です。
平均利用期間 | 3〜6ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10-14名(定員18名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/発達 |
就労移行支援事業所エナベル松戸
就労移行支援事業所エナベル松戸は、発達障害のある方も対象で、職業スキルの習得や就職後のフォローアップを行っています。特にビジネスマナーや自己表現に重点を置いたプログラムが特徴です。
平均利用期間 | 6~12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
AnyCareer 西船橋st
AnyCareer 西船橋stは、個別支援計画に基づく柔軟なサポートが特徴です。集中して作業がしたい人のために、個人ワークスペースもあります。
昨年就職人数 | 1~5名(定員20名) |
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就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達 |
就労移行支援事業所Re:Cafe
就労移行支援事業所Re:Cafeは、発達障害のある方を対象に、職業スキルの向上を目指したカリキュラムを提供しています。特に自己理解を深めるプログラムが充実しており、職場での適応力を高めることができます。
平均利用期間 | 6~12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
就労移行支援事業所コネクト
就労移行支援事業所コネクトは、発達障害のある方も対象で、八幡宿駅より徒歩1分、女性利用者の比率が高い事業所です。短期集中、個別対応のサポートも行っています。
平均利用期間 | 3~6ヶ月 |
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昨年就職人数 | 6-9名(定員20名) |
就職定着率 | 70%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
DAYJOB西船橋
DAYJOB西船橋は、発達障害に配慮した就労支援を提供しており、特に社会スキルや職場での適応力を養うプログラムが充実しています。利用者が自信を持って社会に出られるようサポートしています。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員20名) |
対応障害 | 精神/知的/発達 |
アクセスジョブ西船橋
アクセスジョブ西船橋は西船橋駅から徒歩5分にある、 公的機関から外資系まで幅広い就職実績がある事業所です。交通費の補助があります。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 10-14名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
日本就労移行支援センター柏駅前校
日本就労移行支援センター柏駅前校はJR柏駅から徒歩4分にある、 就職・復職・転職に特化した 専門的な支援を行っている事業所です。MOSや簿記の資格取得を目指す方に対して集中講座を提供しています。
プログラム内容 | 自分発見自己肯定感アップ講座、生活リズム改善講座、認知行動療法に基づくストレスマネジメント等 |
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対応障害 | 精神/発達/難病 |
休職・復職支援 リカバリーらぼ 自分らしさ
休職・復職支援 リカバリーらぼ 自分らしさ事業所は船橋駅から徒歩12分にあり、就労移行支援・リワーク支援の両支援を受けることができる、自由度の高い雰囲気を重視した事業所です。
昨年就職人数 | 6-9名(定員20名) |
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就職定着率 | 60%未満 |
対応障害 | 精神/発達/難病 |
アウル
アウルは京成八幡駅より徒歩1分で、発達障害のある方への就労支援を提供しており、特に職場での実践力を養うトレーニングが充実しています。
プログラム内容 | 職場疑似体験ツールを使って自分を発見、フリーぺ-パーのポスティング、軽作業(工賃あり)、SST、パソコン(Word、Excel タイピング)等 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員8名) |
就職定着率 | 60%未満 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
千葉県にある発達障害に特化した大手の就労移行支援事業所の一覧
千葉県にある発達障害に特化した大手の就労移行支援事業所をご紹介します。
全国展開している大手の就労移行支援事業所は利用者数が多いため、たくさんの就労実績とノウハウが蓄積されています。それらに基づいてプログラムが構成されているので、就労で必要なことを無駄なく学べることが期待できます。
また、就労実績が多いということはそれだけ企業とのつながりが多いということなので、就職の窓口が広いとも言えるでしょう。
サービス名 | 千葉県にある事業所 | 特徴・ポイント |
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ディーキャリア(d-career) | ワーク柏スタジオ ITエキスパートおおたかの森オフィス 千葉オフィス 船橋第二オフィス 新松戸オフィス 船橋オフィス | 発達障害の特性に応じたコンテンツ 就職後の職場定着率は91.3%(2022年)全国に91事業所 |
atGPジョブトレIT・Web | atGPジョブトレIT・Web船橋 | 5つの障害別コースあり PCは1人1台完備、教材費用は無料 3人に1人が未経験からIT職へ就職(2022年) |
Kaien | 1事業所 | 就職人数は約2,000人(過去10年間) 就職後1年後の離職率は9% |
発達障害のある人は就労移行支援事業所で何ができるの?
就労移行支援事業所は、障害などが要因で就労が困難な人に対し、就職に役立つ訓練プログラムを提供して就職活動をサポートするサービスです。
発達障害のある人はコミュニケーション面で困難を抱えていることが多いですが、職場ではコミュニケーションについて教わる機会がほとんどありません。
そのため「なぜかわからないけど怒られてしまった」という場面が多く、対処法がわからないため同じミスを繰り返してしまうことがあります。
多くの就労移行支援事業所では、コミュニケーションについて学べる訓練プログラムも提供しているので、コミュニケーションスキルが身につき、働きやすくなることが期待できます。
発達障害の支援に特化した就労移行支援事業所もある
一般的な就労移行支援事業所は障害を特定せずに受け入れています。一方で、特定の障害のある人を中心に受け入れているのが、障害特化型の就労移行支援事業所です。
障害特化型の中には、発達障害のある人の支援に特化した就労移行支援事業所もあります。
発達障害特化型の就労移行支援事業所の多くは、発達障害の特性を理解するプログラムやコミュニケーション系のプログラムが充実しています。
また、発達障害のある人に多い聴覚過敏や視覚過敏に配慮した環境であることも多いです。
自身に近い悩みを持つ人が集まるので、利用者同士で共感を得られやすいといった特徴もあります。
- 自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
就労移行支援の利用対象となる発達障害
就労移行支援事業所は、自閉スペクトラム症や注意欠陥多動性障害、学習障害といった発達障害がある人も利用することができます。
また、障害者手帳を持っていないグレーゾーンの方の場合でも、主治医の意見書等があれば就労移行支援を利用することができます。
- 自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
(参考:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)
自閉スペクトラム症(ASD、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
自閉スペクトラム症は、多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障害で、言葉の遅れ、会話が成り立たない、格式張った字義通りの言語など、言語やコミュニケーションの障害が認められることが多いです。
また、一つの興味・事柄に関心が限定され、こだわりが強く、感覚過敏あるいは鈍麻など感覚の問題も認められることも特徴の一つとされています。
注意欠陥多動性障害(ADHD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)は、活動に集中できない・気が散りやすい・物をなくしやすい・順序だてて活動に取り組めないなどの「不注意」と、じっとしていられない・静かに遊べない・待つことが苦手で他人のじゃまをしてしまうなどにより、学校や家庭で生活をおくるにあたって障害となっている状態のことを言います。
学習障害(LD)
学習障害は、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった学習に必要な基礎的な能力のうち、一つないし複数の特定の能力についてなかなか習得できなかったり、うまく発揮することができなかったりすることによって、学習上、様々な困難に直面している状態のことを言います。
千葉県で発達障害のある人向けの就労移行支援事業所の口コミ・体験談・評判
ここでは、千葉県で発達障害のある人向けの就労移行支援事業所を利用した人の体験談をご紹介していきます。
20代女性(発達障害)の体験談・口コミ
週5日・1日4時間利用をしています。就労移行支援に通う前は、自己アピールを進めており、ハローワークで紹介状をもらったり求職活動を行っていましたが、文章や障害の伝え方に自信が無く不安でした。
就労移行支援に通い始めてから、ネガティブになりにくくなりました。自分ができると思っていることを実践する場になっているほか、運動療法にも参加し、食事が楽しくなったり就職後の体力づくりになっています。また、苦手なことに関しては、他者と助け合う環境で対人関係の練習の機会にもなっています。
今後は、自己アピールできる人になり、1か月でも早く満足感が得られる条件で働きたいです。 パソコンスキルなどは、転職準備期間に覚え、入社後は企業ルールや専門的な事に集中して取り組めるようにしたいです。
50代女性の体験談・口コミ
去年の冬からリワークの通所を開始。こぢんまりとして落ち着いた雰囲気が気に入ったのと、スタッフの方々の人柄と雰囲気が自分には合っていると思い、体験通所を経て通所することを決めました。
通所以前は休職を何回か繰り返しており、どうやったら継続して働いていけるか、を目的に色々模索している中、家族に勧められて就労移行支援施設という存在を知り、自分で考えていることの手詰まり感もあって、利用しようと思いました。
通所を始めてからは、プログラムの心理教育やSSTによって、自分の思考を“見える化”して、自分の精神的な部分の最適化につなげることが出来た事が大きかったです。 また、ワークトレーニングでは、自分の働き方の強み、弱みを知って、改善につなげられたことも良かったです。 スタッフの皆さんや他の通所者さんとの交流もどこか家庭的な雰囲気もあり、必要な知識・技術を習得しながら、学校とはまた違う環境の中で学べる、とてもアットホームな施設です。
発達障害のある人が就労移行支援事業所を選ぶときのポイント
発達障害のある人が就労移行支援事業所を選ぶときに重視したほうが良いポイントを5つ解説します。
①就職の実績で選ぶ
就労移行支援事業所は就職を目指すところなので、就職の実績はとても大切な指標です。
就職者数だけではなく、就職先の業種や職種も確認することをおすすめします。
例えば自身はIT系に就職したいと思っているのに、過去の就職先にIT系がないのであれば、その就労移行支援事業所では自身が希望するような支援が受けられないかもしれません。
②就職後の定着率で選ぶ
一般的に定着率とは、就職した人の中で6ヶ月以上継続して働いている人の割合をいいます。
卒業生が就職先の職場で働き続けられているかどうかを知るため、定着率もしっかりと把握しましょう。
定着率が高い就労移行支援事業所は、長期就労に向けての訓練プログラムを提供していると考えられます。
③発達障害に特化したプログラムで選ぶ
発達障害のある人は「なぜ怒られたのかわからない」という経験をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
発達障害の特性を理解するプログラムや、自己理解を促すプログラムを受けることで、怒られる理由が少しずつ理解できる可能性があります。
また、発達障害のある人に特化した職業訓練プログラムを受けることで新しい職場に適応しやすくなり、就職後の定着率が上がることが期待できるでしょう。
④聴覚や視覚過敏への配慮があるかどうかで選ぶ
発達障害のある人は、程度に差はありますが、聴覚や視覚が過敏である傾向があります。
聴覚が過敏な人であれば、空調の音が気になってプログラムに集中できない、周囲の雑音が気になって講師の話が頭に入らない、ということがあるかもしれません。
空調の音が気になるときは席の移動ができるか、周囲の音が気になるときに耳栓の使用ができるかなど、どのような配慮が得られるか確認してみましょう。
⑤職場体験の機会があるかどうかで選ぶ
発達障害のある人は、高いスキルがあるけど環境が変わるとそのスキルを発揮できないことがあります。
事業所の中でできることを場所が変わってもできるように、事業所外で作業する職場体験の経験を積むことは有益です。
事業所によって職場体験の内容や数が異なりますので、事前に聞いてみることをおすすめします。
千葉県の就労移行支援事業所をランキングから選ぶ際の注意点
インターネットでは就労移行支援事業所に関する様々なランキングが公開されています。これらのランキングを参考にして、ご自身にあった就労移行支援事業所を探すためには、いくつか注意点がありますので、ご紹介していきます。
注意点①ランキングの評価軸
ランキングがどのような基準で作成されているかは必ず確認してみてください。就職実績、プログラムの内容、交通費・昼食の補助、スタッフの資格など、就労移行支援事業所を選ぶ基準は人によって異なるため、自分にとって重要な要素が含まれているかをチェックすることが大切です。
注意点②複数の情報を比較
先ほどお伝えしたように、評価軸はランキングによって異なります。そのため、一つのランキングだけに頼らず、他のランキングや口コミ、事業所検索サイトといった複数の情報源を比較することで、より客観的な視点で事業所を選ぶことができます。
注意点③ランキングの信頼性
ランキングがどのような情報をもとに作成されているのかどうか、信頼できる情報元なのかどうかは確認しておきましょう。例えば、アフィリエイトサイトは収益を目的としているため、特定の事業所を優先的に紹介している可能性があります。中立的で信頼性の高いランキングは、第三者機関や公的機関による評価に基づいていることが多いです。
注意点④ランキングの作成日
ランキングは更新されることが多く、古い情報では現状を正しく反映していない場合がありますから、いつ時点の情報なのかは確認しておきましょう。
特に就労移行支援事業所の就職人数や就職後の職場定着率といった就職実績は、年によって違いがあるため、最新の情報をチェックしておいた方がよいでしょう。
就労移行支援事業所に関するよくある質問
まとめ
ここまで、千葉県で発達障害のある人向けのおすすめの就労移行支援事業所をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
「どの就労移行支援事業所に行けばいいのか分からない」という場合は、あなたの希望条件に応じて、探し方のヒントをご案内させていただきます。
お困りの際は、ぜひお気軽にデイゴー就労支援ナビにご相談ください。