一般企業で働きたいけれど、障害や病気でブランクの期間がある人の中には、「大阪府にはたくさんの就労移行支援事業所があり、どこに通えばいいか分からない」、「プログラミングを学べるの?」と悩んでいる人もいるかもしれません。
このページでは、大阪府でプログラミングやWebデザインを学ぶことができるおすすめの就労移行支援事業所をご紹介していきます。
大阪府でおすすめのIT特化型・IT系就労移行支援事業所の一覧
ここからは、大阪府でおすすめのIT特化型・IT系就労移行支援を6事業所、ご紹介していきます。
ラポール梅田
ラポール梅田は、北新地駅より徒歩2分で、西梅田駅より徒歩5分、東梅田駅・梅田駅より徒歩7分で、個別カリキュラムを実施しているIT特化の事業所です。
平均利用期間 | 12〜18ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員10名) |
就職定着率 | 70%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
一般社団法人キャリアデザインアプローチ
一般社団法人キャリアデザインアプローチは、谷町四丁目駅から徒歩5分で、CAD(設計支援)ソフトが学べるほか、心理・福祉専門職によるサポートを受けることができます。
昨年就職人数 | 6-9名(定員10名) |
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就職定着率 | 80%以上 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
ヒューマンネット上本町センター
ヒューマンネット上本町センターは、大阪上本町駅より徒歩6分、初心者からパソコンを学ぶことができるほか、本格的なプログラミングスキルを身に付けることもできます。
平均利用期間 | 6~12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 1-5名(定員10名) |
就職定着率 | 60%未満 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィス
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスは、京橋駅より徒歩5分で、発達障害の特性を活かし、IT・Web専門職を目指したい人への支援が充実した事業所です。
昨年就職人数 | 6-9名(定員20名) |
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就職定着率 | 60%未満 |
対応障害 | 精神/知的/発達/身体/難病 |
manaby大阪梅田事業所
manaby大阪梅田事業所は、北新地・西梅田駅より徒歩1分、梅田駅より徒歩3分で、ITスキルを在宅でも学べることができる事業所です。
平均利用期間 | 6〜12ヶ月 |
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昨年就職人数 | 6-9名(定員20名) |
就職定着率 | 90%以上 |
対応障害 | 精神/発達/身体/難病 |
atGPジョブトレIT・Web心斎橋
atGPジョブトレIT・Web心斎橋は、本町駅より徒歩5分で、IT・Webスキルや働き続けるためのスキルを身に付けることができる事業所です。
対応障害 | 精神/発達/身体 |
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プログラム内容 | IT・Web、障害の理解と対処法、ビジネススキル等 |
大阪府にある大手のIT特化型・IT系就労移行支援事業所の一覧
サービス名 | 特徴・ポイント | 大阪府にある事業所 |
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ディーキャリアITエキスパート | IT職で就職した利用者の給与平均は22.7万円 IT職経験者/未経験者いずれも歓迎 発達障害の特性に応じたコンテンツ | 京橋オフィス |
就労移行支援manaby | 就職後の職場定着率は89.4%(2023年) 在宅就労率は30.5%(2023年) eラーニングでITスキルも学べる | 梅田事業所 |
atGPジョブトレIT・Web | PCは1人1台完備 教材費用は無料 3人に1人が未経験からIT職へ就職(2022年) | 心斎橋 |
就労移行ITスクール | IT系職種への就職率は41%(2021年) 就職後の職場定着率は94% 約50種類の職種に就職 | 3事業所 |
IT特化型・IT系の就労移行支援事業所では何ができるの?
就労移行支援事業所は、一般企業で働くことを希望する障害や難病のある人が、訓練や実習等を通して、適性に合った職場への就労や定着を目指すサービスです。
ITに特化した就労移行支援事業所では、ExcelやWordをはじめ、プログラミング、Webデザイン、動画編集といったIT系のカリキュラムを受けるほか、エンジニアやデザイナーの経験があるスタッフから指導を受けることができる場合も多いです。
IT特化型・IT系の就労移行支援事業所のプログラム
プログラムの内容やレベル感はIT特化型・IT系の事業所によって異なりますので、ここからは、IT特化型の事業所で学ぶことができる代表的なプログラムの例をご紹介していきます。
- プログラミング(HTML、CSS、Python等)
- Webデザイン(llustrator、Photoshop、WordPress)
- 動画編集(PremierePro)
- 事務(Word、Excel、PowerPoint、VBA、GAS)
- eスポーツ
プログラミング(HTML、CSS、Python等)
プログラミングは、コンピュータに指示を出してさまざまな処理を実行させることで、コンピュータに指示を出すために使われる言語をプログラミング言語と言います。
プログラミング言語はHTML、CSS、Python、PHP、JavaScriptなど、様々な種類があります。
例えばHTMLとCSSを学ぶと、Webサイトの構築・制作をすることができるようになります。また、PythonやJavaScriptはスマートフォンのアプリ開発でよく使われる言語です。
IT特化型の就労移行支援事業所でこうしたプログラミング言語を学ぶことで、システム開発会社やソフトウェア会社、Web制作会社、ゲーム会社といった企業に就職できる可能性があります。
Webデザイン(llustrator、Photoshop、WordPress)
Webデザインは、Webサイトの見た目に関わる部分の制作をする仕事で、レイアウトや色の選定、写真の加工等を通してユーザーにとって使いやすいデザインを作ります。
Webデザインを学べるIT系の就労移行支援事業所では、Adobe系ソフト(Photoshop、illustrator)を利用してイラストの作成や写真編集のスキルを身に付けたり、CMS(WordPress)を利用してWebサイトの構築・管理の方法を学んだりすることができます。
こうしたスキルを習得すると、Web制作会社や事業会社(インハウス)に就職できる可能性があるほか、フリーランス(個人事業主)としてWebデザイナーになる人もいます。
動画編集(PremierePro)
動画編集を学べる就労移行支援事業所では、Adobe Premier ProやFinal Cut Proといった動画編集ソフトの使い方を習得します。
動画編集のスキルを身に付けると、動画の制作会社や事業会社の動画制作部門に就職できる可能性があるほか、フリーランス(個人事業主)になる選択肢もあります。
事務(Word、Excel、PowerPoint、VBA、GAS)
事務スキルを学べるIT系の就労移行支援事業所では、Wordを利用した文書の作成や編集、Excelを利用したデータの集計や分析、PowerPointを利用したプレゼンテーション資料の作成といった基本的な事務スキルのほかに、VBA(Visual Basic for Applications)やGoogle Apps Script(GAS)を使った作業の自動化・効率化を学ぶこともできます。
就職先としては、一般事務や営業事務、経理事務などの職種が考えられます。
eスポーツ
eスポーツは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として行う活動です。eスポーツを学ぶことで、ゲームのプレイ技術が高まるだけでなく、戦略的思考やチームワーク、反射神経を鍛えることができます。
就職先としては、個人またはチーム所属のプロゲーマーのほかに、eスポーツのイベント運営、ゲームライター、動画配信者などの職種が考えられます。
IT特化型・IT系の就労移行支援事業所の選び方・比較方法
①学べるプログラミング言語で選ぶ・比較する
プログラミング言語の種類は数多くあります。IT特化型・IT系の就労移行支援事業所の中でも、JavaScriptやPython、PHP、Rubyなど幅広いプログラミング言語をあつかえるところもあれば、HTMLやCSSといったWebデザインにかかわるプログラミング言語のみあつかっているところなど、扱っている言語には様々な違いがあります。
ご自身が学びたいと思っているプログラミング言語の種類に対応しているかどうかは事前に確認しておきましょう。
②使用できるツールで選ぶ・比較する
IT系の職種を目指して就職活動をする際には、ツールの使用経験の有無がアピールポイントになることがあります。
例えば、WebデザイナーはIllustratorやPhotoshop、動画編集者はPremiere Pro等の動画編集ソフトの使用経験があると有利ですから、就労移行支援事業所でそうしたツールを利用できる環境があるかどうかもチェックしてみてください。
③通いやすさで選ぶ・比較する
企業は求職者の勤怠の安定を重視するため、就労移行支援事業所へ継続的に安定して通所していることは就職活動でアピールポイントになります。
ですから、駅からの距離や駐車場の有無などの観点から、ご自宅から無理なく通い続けることができる範囲で事業所を選ぶのは大事なポイントになってきます。
④スタッフの専門性・実務経験の有無で選ぶ・比較する
IT特化型・IT系の就労移行支援事業所では、プログラミングやWebデザインといった専門知識を学ぶことになるため、エンジニアやWebデザイナー、プログラマーの実務経験があるスタッフが訓練をしてくれる事業所もあります。
⑤訓練のレベル感で選ぶ・比較する
IT特化型・IT系の事業所の一部では、ある程度の知識があることを前提としてカリキュラムが進んでいく場合や、eラーニングや動画を活用した自習のみの場合もあります。
ですから、その事業所のカリキュラムがご自身に合っているかどうか必ず確認しておきましょう。もし自分だけではカリキュラムの内容が合っているか判断できない場合は、見学・体験の際にスタッフに「Wordは使えるけどExcelの表計算はできない。」や「HTMLは分かるがCSSは分からない」など、ご自身のITスキルについて伝えてみてください。
⑥在宅・オンラインでの支援の有無で選ぶ・比較する
体調を崩して通所での訓練が難しい場合や、在宅での就職を目指す場合などに、自宅からオンラインで訓練を受けることができるところもあります。
ただし、在宅で支援を受けることができる条件や日数は、市区町村や事業所によって違いがあります。
大阪府のIT特化型・IT系就労移行支援をランキングから選ぶ際の注意点
インターネットでは就労移行支援事業所に関する様々なランキングが公開されています。これらのランキングを参考にして、ご自身にあったIT特化型・IT系の就労移行支援事業所を探すためには、いくつか注意点がありますので、ご紹介していきます。
注意点①ランキングの評価軸
ランキングがどのような基準で作成されているかは必ず確認してみてください。就職実績、プログラムの内容、交通費・昼食の補助、スタッフの資格など、就労移行支援事業所を選ぶ基準は人によって異なるため、自分にとって重要な要素が含まれているかをチェックすることが大切です。
注意点②複数の情報を比較
先ほどお伝えしたように、評価軸はランキングによって異なります。そのため、一つのランキングだけに頼らず、他のランキングや口コミ、事業所検索サイトといった複数の情報源を比較することで、より客観的な視点で事業所を選ぶことができます。
注意点③ランキングの信頼性
ランキングがどのような情報をもとに作成されているのかどうか、信頼できる情報元なのかどうかは確認しておきましょう。例えば、アフィリエイトサイトは収益を目的としているため、特定の事業所を優先的に紹介している可能性があります。中立的で信頼性の高いランキングは、第三者機関や公的機関による評価に基づいていることが多いです。
注意点④ランキングの作成日
ランキングは更新されることが多く、古い情報では現状を正しく反映していない場合がありますから、いつ時点の情報なのかは確認しておきましょう。
特に就労移行支援事業所の就職人数や就職後の職場定着率といった就職実績は、年によって違いがあるため、最新の情報をチェックしておいた方がよいでしょう。
まとめ
ここまで、大阪府でおすすめのIT特化型・IT系の就労移行支援を6事業所ご紹介してきましたが、いかがでしたか。
「どの就労移行支援事業所に行けばいいのか分からない」という場合は、あなたの希望条件に応じて、探し方のヒントをご案内させていただきます。
お困りの際は、ぜひお気軽にデイゴー就労支援ナビにご相談ください。