名古屋市でおすすめの就労移行支援事業所一覧|大手やおすすめの比較方法も紹介

一般企業で働きたいけれど、障害や病気があるためブランクの期間がある人の中には、「名古屋市にはたくさんの就労移行支援事業所があり、どこに通えばいいか分からない」と悩んでいる人もいるかもしれません。

そのような方に向けて、 愛知県名古屋市にある6つのおすすめの就労移行支援事業所や、大手事業所を一覧でご紹介していきます。

目次

名古屋市のおすすめ就労移行支援事業所の一覧

ここからは、 名古屋市でおすすめの6つの就労移行支援事業所を、就職実績や交通費・昼食の補助の有無といった観点からご紹介していきます。

名古屋駅周辺エリアでおすすめの就労移行支援

アクセスジョブ名古屋駅前

アクセスジョブ名古屋駅前はJR名古屋駅から徒歩6分、  個別プログラムを提供し、週2〜3回の半日利用から始めることができます。

平均利用期間6~12ヶ月
昨年就職人数6-9名(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病
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名古屋駅から徒歩6分!大規模な施設 アクセスジョブ名古屋駅前は愛知県 名古屋市中村区の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就...

ミラトレ名古屋

ミラトレ名古屋は、地下鉄東山線名古屋駅より徒歩6分、JR名古屋駅より徒歩8分で、就労後のオフィスをイメージした事業所です。

平均利用期間6~12ヶ月
昨年就職人数15名以上(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病
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名古屋市西区の就労移行支援 ミラトレ名古屋は愛知県 名古屋市西区の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就労移行支援の...

北区・中区(金山駅周辺)・東区エリアでおすすめの就労移行支援

就労移行支援事業所コレッド

就労移行支援事業所コレッドは、地下鉄舞鶴線丸の内駅より徒歩1分、東山線伏見駅より徒歩6分、在宅ワークでの社会復帰を目指す人に向けて個別にサポートをします。

プログラム内容SNS運用、ITスキル、マーケティング、コミュニケーション、メンタルケア等
資格取得支援あり
対応障害精神/知的/発達/身体/難病
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就労移行支援事業所コレッド 就労移行支援事業所コレッドは愛知県 名古屋市中区の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就...

就労移行支援事業所Grow Side

就労移行支援事業所Grow Sideは、地下鉄名城線黒川駅より徒歩5分、完全個別プログラムで昼食や交通費の補助がある事業所です。

平均利用期間6~12ヶ月
昨年就職人数1-5名(定員13名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病
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【23年度定着率100%】自分に合ったプログラムで安心して就職を目指せる!【就職後無期限でのサポート付き】 就労移行支援事業所Grow Sideは愛知県 名古屋市北区の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就...

アクセスジョブ上前津

アクセスジョブ上前津は、地下鉄上前津駅3番出口から徒歩3分で、昼食や交通費、資格取得などの支援制度が充実している事業所です。

平均利用期間6~12ヶ月
昨年就職人数10-14名(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病
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上前津駅から徒歩3分!在宅支援と豊富な専門職支援が強み アクセスジョブ上前津は愛知県 名古屋市中区の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就労移行...

ミラトレ金山

ミラトレ金山は、JR金山駅より徒歩4分、地下鉄名城線・名港線金山駅より徒歩3分で、PCの無料貸与や就職後の定着支援サービスのある事業所です。

平均利用期間6~12ヶ月
昨年就職人数1-5名(定員20名)
就職定着率90%以上
対応障害精神/知的/発達/身体/難病
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金山駅から徒歩4分!多様な障害を持つ方々への個別対応と職業訓練 ミラトレ金山は愛知県 名古屋市中区の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就労移行支援の検...

atGPジョブトレ名古屋

atGPジョブトレ名古屋は、高岳駅・久屋大通駅より徒歩4分 、栄町駅より徒歩8分で、「発達障害」と「うつ」へのサポートに特化しています。

平均利用期間~3ヶ月
昨年就職人数0名(定員20名)
就職定着率60%未満
対応障害精神/発達
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栄にオープン!事務職就職94%*¹、職場定着91%*²「発達障害」「うつ」専門 atGPジョブトレ名古屋は愛知県 名古屋市東区の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就労移行...

名古屋市にある大手の就労移行支援事業所の一覧

ここからは、名古屋市にある大手の就労移行支援事業所を一覧でご紹介します。大手の事業所は、プログラムや就職支援のノウハウが蓄積されているため、就職実績が豊富な傾向があります。

スクロールできます
サービス名名古屋市の事業所特徴・ポイント
ウェルビー(welbe)名古屋駅前名古屋駅前第2金山南全国に113事業所
就職後の定着率は91%(2024年)
atGPジョブトレ名古屋事務職での就職率は94.5%(2019-2020年)
5つの障害別コースあり
就職後の定着率は91%(2019年)
ミラトレ名古屋金山就職後の職場定着率は97%(2023年)
利用者の満足度は約9割(2023年)
ディーキャリア(d-career)3事業所発達障害の特性に応じたコンテンツ
就職後の職場定着率は91.3%(2022年)
全国に91事業所
アクセスジョブ(Access Job)名古屋駅前上前津就職人数は450名(2024年5月現在)
就職後の職場定着率は83%(2024年5月現在)
平均利用期間は半年~1年
就労移行ITスクール1事業所IT職種への就職率は41%(2021年)
就職後の職場定着率は94%
約50種類の職種に就職
Cocorport(ココルポート)5事業所就職者数は762名(2023年)
就職後の職場定着率は90%(2023年)
LITALICOワークス13事業所就職者数は2,051名(2023年)
就職後の定着率は89%(2023年)

名古屋市の就労移行支援事業所の口コミ・体験談・評判

ここでは、名古屋市の就労移行支援事業所を利用した人の体験談をご紹介していきます。

20代女性(精神障害)の体験談・口コミ

就労移行支援に通う前はデイケアに通っていました。 働いてみたいけれどどうしたらいいか分からず、視野を広げるために就労移行支援に通い始めました。

最初は週3日・午前のみから通い始め、徐々に週5日、一日利用することができるようになりました。 スタッフに教えてもらいながらパソコンを学習したり、グループワークで他の利用者さんとコミュニケーションを取ったりしながら就職に向けて準備を進めていき、無事に希望の就職先から内定をいただくことができました。

20代女性(精神障害・発達障害)の体験談・口コミ

週5日・1日5時間利用することで、事務職として障害を開示して就職しました。

就労移行に通う前は、障がい者雇用での就職の知識がなく、先が見えない不安な気持ちでした。焦りや不安から、無理に行動して空回りしたり体調を崩したりしていました。

通い始めてからは、わからないことをすぐに質問できるので先の見えない就職活動への不安が軽減しまし、自分自身の障害特性を分析しスタッフにアドバイスをもらう中で、就職までに何をしたらいいのかが明確になり、行動しやすくなりました。 また、決められた時間に通所することで、生活のリズムが整いました。

就職活動時から「長く安定して働く」ことを目標にしていました。働き始めても目標を忘れず、まずは安定して働くために自分を整えていきたいです。将来的に実家を出て自立することも考えていますので、金銭面の管理や家事についても少しずつ成長していければと思います。不安も大いにありますが、定着支援を受けながら一つずつ進んでいければと思います。

20代男性(精神障害)の体験談・口コミ

週5日・ 1日4時間利用をすることで、官公庁に障害を開示して就職しました。

事業所に通いはじめのころは、もっと早く就職したいという固定観念から自分を追い詰めてしまい、体調を崩す事が多かったす。 慣れてきてもやはり、疲れが取れず私生活との折り合いが付かずに、遅刻したり休んだりしました。

しかしある時私は、職員の方と相談しているうちに「自分が何がしたいのか?そしてその為には、どうするべきなのか」という問いに真剣に向き合いました。 職員の方々はとても良い方ばかりで適切なアドバイスを私達に提供してくれるので、そのアドバイスをもとに、自分の意思を理解する事が出来たら後は、大きな流れに身を任せながら動くだけです。

職員皆様並びに私以外のご利用者の方々には、大変良くしていただき言葉では表せない程の感謝の念があります。就職後もご支援頂けるとの事でしたので引き続きどうぞ不肖な身では有りますがご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。

名古屋市でおすすめの就労移行支援の選び方・比較方法

①就職実績で選ぶ・比較する

就労移行支援を利用する目的は、ご自身の適性に合った企業や職種へ就職をすることですから、就職実績は事業所を選ぶ上で大切なポイントになります。

就職実績は、「直近数年間で何人の利用者が就職をしているのか?」や「就職半年後に仕事を続けている人の割合(職場定着率)はどのくらいなのか?」、「就職するまでの平均期間はどのくらいなのか?」といった観点から比較してみるのがおすすめです。

②専門スタッフで選ぶ・比較する

就労移行支援事業所に通う中で、生活における悩みや将来への不安を感じる場合もあるかもしれません。そのような心配がある場合は、公認心理士や臨床心理士、キャリアカウンセラーといった資格をもつ専門スタッフがいる事業所を選ぶと安心です。

また、IT特化の事業所でIT専門職への就職を目指す場合は、デザイナーやエンジニアの実務経験があるスタッフがいる事業所を選ぶと、分からないことを質問し、その場で解決することができるのでおすすめです。

③プログラム内容で選ぶ・比較する

就労移行支援のプログラム内容は事業所によって様々ですが、一般型とIT特化型、障害・疾病特化型の3つに大きく分かれます。

一般型の就労移行支援事業所は、自己理解や生活リズム・日常生活の管理、ビジネスマナーなど、就職に向けたスキルを身に付けるためのサポートを行います。

こうしたプログラムに加えて、IT特化型ではプログラミングやWebデザイン等の専門的なスキルを学ぶことができるほか、障害・疾病特化型では発達障害など特定の障害や疾病に対する理解や困りごとへの対処法を身に付けることができます。

④支援制度で選ぶ・比較する

就労移行支援事業所に通っている間は、原則アルバイトなどで働くことができません。少しでも利用者の経済的な負担を減らす観点から、交通費の補助や昼食の提供を行っている事業所もあります

また、交通費や昼食費のほかにも、就職活動で有利になる資格取得費用の補助や、ひとり一台のPCを無料で貸与してくれる場合もあります。

⑤通いやすさで選ぶ・比較する

就労移行支援事業所に休みなく安定的に通所していたという実績は就職活動においてアピールポイントにもなるため、在宅での訓練が中心となる一部の事業所を除いて、週5日の通所を目指す場合が多いです。

ですから、駅からの距離や駐車場の有無など、ご自宅から無理なく通い続けることができる範囲で事業所を選ぶのは大事なポイントになってきます。

名古屋市の就労移行支援事業所をランキングから選ぶ際の注意点

インターネットでは就労移行支援事業所に関する様々なランキングが公開されています。これらのランキングを参考にして、ご自身にあった就労移行支援事業所を探すためには、いくつか注意点がありますので、ご紹介していきます。

注意点①ランキングの評価軸

ランキングがどのような基準で作成されているかは必ず確認してみてください。就職実績、プログラムの内容、交通費・昼食の補助、スタッフの資格など、就労移行支援事業所を選ぶ基準は人によって異なるため、自分にとって重要な要素が含まれているかをチェックすることが大切です。

注意点②複数の情報を比較

先ほどお伝えしたように、評価軸はランキングによって異なります。そのため、一つのランキングだけに頼らず、他のランキングや口コミ、事業所検索サイトといった複数の情報源を比較することで、より客観的な視点で事業所を選ぶことができます

注意点③ランキングの信頼性

ランキングがどのような情報をもとに作成されているのかどうか、信頼できる情報元なのかどうかは確認しておきましょう。例えば、アフィリエイトサイトは収益を目的としているため、特定の事業所を優先的に紹介している可能性があります。中立的で信頼性の高いランキングは、第三者機関や公的機関による評価に基づいていることが多いです。

注意点④ランキングの作成日

ランキングは更新されることが多く、古い情報では現状を正しく反映していない場合がありますから、いつ時点の情報なのかは確認しておきましょう。

特に就労移行支援事業所の就職人数や就職後の職場定着率といった就職実績は、年によって違いがあるため、最新の情報をチェックしておいた方がよいでしょう。

まとめ

ここまで、名古屋市でおすすめの5つの就労移行支援事業所をご紹介してきましたが、いかがでしたか。

デイゴー就労支援ナビでは、就職実績や交通費・昼食補助の有無などから事業所の比較をすることができます。

「どの就労移行支援事業所に行けばいいのか分からない」という場合は、ぜひお気軽にご活用ください。

就労移行支援に関するよくある質問

就労移行支援事業所とは?

就労移行支援事業所は、障害や病気のある人が一般企業等へ就職するために、就職するためのスキルを身に付けたり、就職活動のサポートを受けたりすることができる障害福祉サービスです。

就労移行支援事業所はどんな人が利用できる?

就労移行支援は、以下の4つの条件を満たしている人が利用できます。

【就労移行支援の対象者】

  1. 一般就労を希望している
  2. 障害・難病がある※
  3. 65歳未満である
  4. 適性に合った職場への就労等が見込まれる

※障害者手帳がない場合でも、主治医の意見書や指示書があれば利用することができます。

就労移行支援と就労継続支援A型/B型とは何が違うの?

就労移行支援は一般企業への就職を目指して、原則2年間という期間限定で就職活動の支援をする制度です。賃金や工賃は発生しません。

一方で、就労継続支援は一般企業への就職が難しい人に対して働く機会を提供し、作業に対して賃金や工賃を支払う制度です。利用期間の定めはありません。

就労移行支援は利用料がかかるの?

就労移行支援事業所は1回あたりおよそ500円〜1,400円の利用料金がかかります。ただし、所得に応じてひと月当たりの負担上限金額が決まっているため、自己負担額なしで就労移行支援事業所を利用する人も多いです。

厚生労働省によると、障害福祉サービスを利用している人(98.5万人)のうち、約92.7%が無料で利用していることが分かっています。

就労移行支援はどのくらいの期間利用できるの?

就労移行支援事業所のサービスを利用できる期間は、原則として最大2年(24ヶ月)までとなっています。

厚生労働省によると、就労移行支援事業所の利用期間は2年以下が93.5%と最多で、このうち就職者の平均利用月数は『15.9ヶ月』となっています。

この記事を書いた人

デイゴー求人ナビ・就労支援ナビ編集部は、障害や難病のある人が働く上で役立つ情報や、就労移行支援、就労継続支援A型・B型における事業所運営のノウハウを発信しています。就労移行支援事業所の管理者経験者も在籍し、有識者にもご協力いただいています。

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