千葉県の在宅で訓練・利用ができる就労移行支援おすすめ4選!リモート・在宅ワークの就職も

一般企業で働きたいけれど、障害や病気でブランクの期間がある人の中には、「千葉県にはたくさんの就労移行支援事業所があり、どこに通えばいいか分からない」、「いきなりいきなり週5で通所できるのか不安」と悩んでいる人もいるかもしれません。

このページでは、千葉県で在宅で訓練・利用ができるおすすめの就労移行支援事業所をご紹介していきます。

目次

就労移行支援事業所は在宅・リモートで利用できるの?

就労移行支援事業所は、一般企業で働くことを希望する障害や難病のある人が、訓練や実習等を通して、適性に合った職場への就労や定着を目指すサービスです。

事業所や市区町村によって条件は異なりますが、在宅・オンラインで支援を受けたり、訓練を受けたりすることができる場合もあります

2020年には、在宅での支援等を実施している就労移行支援事業所は、全体の『29.4%』にのぼりました。

また、在宅での支援を実施した事業所のうち、新型コロナウイルスの感染が拡大する前から実施している事業所は『約2割』で、新型コロナウイルスの影響で在宅やオンラインで訓練を受けることができる就労移行支援事業所が増えていることが分かります。

(参考:令和2年度障害者総合福祉推進事業「障害者の多様な働き方と支援の実態に関する調査研究(令和3年3月 PwC コンサルティング合同会社)」)

リモート・在宅ワーク・テレワークができる職種への就職も目指せる

在宅での利用ができる就労移行支援事業所では、在宅勤務・リモートワークができる職種への就職実績が豊富な事業所もあります。

企業の方針にもよりますが、一般的には、エンジニア・Webデザイナー・Webライター・データ入力といったIT系の職種は在宅勤務をすることができる場合が多いです。

千葉県にある大手のIT特化型・IT系就労移行支援事業所の一覧

ここからは、東京で在宅・リモートで訓練を受けることができたり、リモートワークができるIT系職種への就職を目指せる大手の就労移行支援事業所を一覧でご紹介します。

※在宅・オンラインでの訓練を受けることができる条件は市区町村や事業所によって異なるため事前に確認が必要です。

スクロールできます
サービス名特徴・ポイント千葉県にある事業所
就労移行ITスクールIT系職種への就職率は41%(2021年)
就職後の職場定着率は94%
約50種類の職種に就職
千葉行徳駅前
ディーキャリアITエキスパートIT職で就職した利用者の給与平均は22.7万円
IT職経験者/未経験者いずれも歓迎
発達障害の特性に応じたコンテンツ
千葉おおたかの森
就労移行支援manaby就職後の職場定着率は89.4%(2023年)
在宅就労率は30.5%(2023年)
eラーニングでITスキルも学べる
行徳駅前|他1事業所
atGPジョブトレIT・WebPCは1人1台完備
教材費用は無料
3人に1人が未経験からIT職へ就職(2022年)
船橋

千葉県で在宅訓練ができるおすすめ就労移行支援事業所4選

千葉県で在宅訓練ができる就労移行支援事業所
  • 日本就労移行支援センター西船橋駅前校
  • 就労移行支援事業所エナベル松戸
  • テレワーカーズ柏
  • 就労移行支援事業所Re:Cafe

日本就労移行支援センター西船橋駅前校

西船橋駅前校は、在宅通所に対応した支援を提供しており、利用者が自宅からでも安心して学べる環境を整えています。特に職場適応力向上のための個別サポートが充実しています。

日本就労移行支援センター西船橋駅前校のポイント
  • 在宅通所に対応
  • 自宅から安心して学べる環境を整備
  • 職場適応力向上のための個別サポートが充実
デイゴー求人ナビ・就労支援ナビ
働き方のレクチャーや、適職アドバイス、キャリアアッププログラムなどここでしか受けられないワークを多数... 日本就労移行支援センター西船橋駅前校は千葉県 船橋市の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です...

就労移行支援事業所エナベル松戸

エナベル松戸は、在宅通所が可能なプログラムを提供しており、自宅での職場適応力向上とメンタルヘルスケアに重点を置いた支援が特徴です。

就労移行支援事業所エナベル松戸のポイント
  • 在宅通所が可能なプログラム
  • 職場適応力向上とメンタルヘルスケアに重点
  • 精神障害特化の支援を提供
デイゴー求人ナビ・就労支援ナビ
働きたいけど、どうしていいかわからないあなたへ。 就労移行支援事業所エナベル松戸は千葉県 松戸市の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就労...

テレワーカーズ柏

テレワーカーズ柏は、在宅通所に特化した支援を行い、リモートワークに必要なスキルを学ぶためのプログラムが充実しています。柔軟なサポート体制が特徴です。

テレワーカーズ柏のポイント
  • 在宅通所に特化
  • リモートワークスキルを学ぶプログラムが充実
  • 柔軟なサポート体制が特徴
デイゴー求人ナビ・就労支援ナビ
「在宅利用型」の就労移行支援事業所です! テレワーカーズ柏は千葉県 柏市の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就労移行支援の検索な...

就労移行支援事業所Re:Cafe

Re:Cafeは、在宅通所に対応し、利用者が自宅から職場適応力を高めるためのトレーニングを受けられる支援を提供しています。特に、ストレス管理とコミュニケーションスキル向上に重点を置いています。

就労移行支援事業所Re:Cafeのポイント
  • 在宅通所に対応
  • 自宅で職場適応力を高めるトレーニング
  • ストレス管理とコミュニケーションスキル向上に重点
デイゴー求人ナビ・就労支援ナビ
ご希望に合った体験や学習を通じて、貴重な経験を積めるように支援を致します。 就労移行支援事業所Re:Cafeは千葉県 千葉市中央区の就労移行支援事業所です。雰囲気やサポート内容を確認してから、気になる事業所には無料でお問い合わせが可能です。就労...

千葉県で在宅・リモートで訓練が可能な就労移行支援の選び方

①在宅・リモートで訓練ができる条件で選ぶ

在宅・オンラインでの訓練を受けることができる条件は市区町村や事業所によって異なります。

いきない週5での通所が難しい場合や体調を崩してしまった場合には在宅での訓練ができるところや、在宅勤務での就職を目指す場合は基本的にリモートで訓練を受けることができるところなど、条件は様々です。

②在宅勤務ができる職種への就職実績で選ぶ

在宅勤務・テレワークのできる職種への就職を目指したいと考えている場合は、在宅勤務ができる職種にこれまでにどのくらいの人数が就職をしているのか確認しておくとよいでしょう。

事業所の中には、企業実習も在宅で受けることができるところもあります。

③就職後の職場定着率で選ぶ

できるだけ早く就職したいので利用期間が短い事業所がいいと考えている人もいるかもしれませんが、人によっては体調管理や自己理解に時間がかかり、思ったよりも就職活動をスタートするのが遅くなる場合もあります。

例えば、平均利用期間は短いけれど就職後の職場定着率が低い事業所は、自己理解が深まる前に就職してしまって短期離職してしまった人が多いことも考えられます。

就職後にも働き続けられるような企業へ就職したい場合は、職場定着率がどのくらいなのかという観点で比較するのも大切になります。

④プログラム内容で選ぶ

就労移行支援のプログラム内容は事業所によって様々ですが、一般型とIT特化型、障害・疾病特化型の3つに大きく分かれます。

一般型の就労移行支援事業所は、自己理解や生活リズム・日常生活の管理、ビジネスマナーなど、就職に向けたスキルを身に付けるためのサポートを行います。

こうしたプログラムに加えて、IT特化型ではプログラミングやWebデザイン等の専門的なスキルを学ぶことができるほか、障害・疾病特化型では発達障害など特定の障害や疾病に対する理解や困りごとへの対処法を身に付けることができます。

⑤支援制度で選ぶ

就労移行支援事業所に通っている間は、原則アルバイトなどで働くことができません。少しでも利用者の経済的な負担を減らす観点から、交通費の補助や昼食の提供を行っている事業所もあります。

また、交通費や昼食費のほかにも、就職活動で有利になる資格取得費用の補助や、ひとり一台のPCを無料で貸与してくれる場合もあります。

さらに、在宅で訓練を行っている場合でも、分からないことがあればすぐにスタッフに質問ができる環境が整っているかどうかも大事なポイントになるでしょう。

⑥スタッフの専門性で選ぶ

在宅勤務ができるIT系職種への就職を目指す場合は、プログラミングやWebデザインといった専門知識を学ぶことになるため、エンジニアやWebデザイナー、プログラマーの実務経験があるスタッフが訓練をしてくれる事業所もあります。

まとめ

ここまで、千葉県で在宅・リモートで訓練ができるおすすめの就労移行支援事業所をご紹介してきましたが、いかがでしたか。

「どの就労移行支援事業所に行けばいいのか分からない」という場合は、あなたの希望条件に応じて、探し方のヒントをご案内させていただきます。

お困りの際は、ぜひお気軽にデイゴー就労支援ナビにご相談ください。

就労移行支援に関するよくある質問

そもそも就労移行支援事業所とは?

就労移行支援事業所は、障害や病気のある人が一般企業等へ就職するために、就職するためのスキルを身に付けたり、就職活動のサポートを受けたりすることができる障害福祉サービスです。

就労移行支援と就労継続支援A型/B型とは何が違うの?

就労移行支援は一般企業への就職を目指して、原則2年間という期間限定で就職活動の支援をする制度です。賃金や工賃は発生しません。

一方で、就労継続支援は一般企業への就職が難しい人に対して働く機会を提供し、作業に対して賃金や工賃を支払う制度です。利用期間の定めはありません。

就労移行支援事業所はどんな人が利用できる?

就労移行支援は、以下の4つの条件を満たしている人が利用できます。

【就労移行支援の対象者】

  1. 一般就労を希望している
  2. 障害・難病がある※
  3. 65歳未満である
  4. 適性に合った職場への就労等が見込まれる

※障害者手帳がない場合でも、主治医の意見書や指示書があれば利用することができます。

就労移行支援事業所を在宅・オンラインで利用できる対象者は?

厚生労働省によると、以下の6つの条件を満たす場合、在宅・オンラインで就労移行支援サービスを受けることができます。

【在宅・オンラインで就労移行支援を受けることができる対象者】

  • 一般就労を希望している人
  • 障害・難病がある人
  • 65歳未満の人
  • 適性に合った職場への就労等が見込まれる人
  • 在宅でのサービス利用を希望している人
  • 在宅でのサービス利用による支援効果が認められると市町村が判断した人

(参考:厚生労働省「就労移行支援に係る報酬・基準について」、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長通知「就労移行支援事業、就労継続支援事業(A型、B型)における留意事項について」)  

就労移行支援は利用料がかかるの?

就労移行支援事業所は1回あたりおよそ500円〜1,400円の利用料金がかかります。ただし、所得に応じてひと月当たりの負担上限金額が決まっているため、自己負担額なしで就労移行支援事業所を利用する人も多いです。

厚生労働省によると、障害福祉サービスを利用している人(98.5万人)のうち、約92.7%が無料で利用していることが分かっています。

就労移行支援はどのくらいの期間利用できるの?

就労移行支援事業所のサービスを利用できる期間は、原則として最大2年(24ヶ月)までとなっています。

厚生労働省によると、就労移行支援事業所の利用期間は2年以下が93.5%と最多で、このうち就職者の平均利用月数は『15.9ヶ月』となっています。

この記事を書いた人

デイゴー求人ナビ・就労支援ナビ編集部は、障害や難病のある人が働く上で役立つ情報や、就労移行支援、就労継続支援A型・B型における事業所運営のノウハウを発信しています。就労移行支援事業所の管理者経験者も在籍し、有識者にもご協力いただいています。

目次